2016年6月18日土曜日

【翻訳】Daily Digest: Walking The Planes/4色フレンズ(モダン)

この2枚で、もう解りますね?



原文はこちら

お前らと同じように、俺も平日の夜をネットでダラダラ過ごしたりしているもんだ。
しかしある日、俺はTodd Stevensによるモダンのストリーミングに救われた。
それは4色プレインズウォーカーデッキで「倍増の季節」でプレインズウォーカーの奥義を連打するものだった。

ToddがMOのリーグに参戦するところで俺は視聴を始めた。
デッキはすごく楽しくて、相手は笑う程どうにもならない状況に投了していた。
ポイントは相手が諦めているという事だ。
Toddはリーグを5-0で終えており、絶望的だと思われたアドグレイスにも勝っている。

参考に対戦中の画面を見てみてくれ(サイトにスクリーンショットあるんでご参照ください)。

どうしてこんな盤面になったのかは解らないがどうでもいい。
多分エムラクールとオーメンダールで同時に攻撃したかったのだろう。

デッキを強烈にしているのは「倍増の季節」と「先駆ける物、ナヒリ」だ。
「倍増の季節」でカウンターは全て倍になるのでナヒリの忠誠度は4ではなく8から始まる、出ていきなり奥義だ。
2ターンも我慢する必要はない。相手が何か対応してくる心配もいらない。
速やかに、乱暴に、効果的に相手の盤面を壊滅させる。

このコンボを速やかに達成するために、Toddはマナクリーチャーを大量に積み込んでいる。
「ニッサの誓い」はプレインズウォーカーをサーチしながら、どのプレインズウォーカーでも出せるようにしてくれる。
ステロイドに入っている「硬化した鱗」のようなものだ。

「ゼンディカーの代弁者、ニッサ」は苗木を2体出すか+1/+1を2つずつばらまくか、次のターンに奥義だ。

「歓楽者ゼナゴス」はいきなり奥義かサテュロスを2体出す。

「思考を築く者、ジェイス」はいきなり奥義でデッキから「引き裂かれし永劫、エムラクール」を唱えられる。

「太陽の勇者、エルズペス」は6体のトークンを出して、次のターンに+3/+3修正を与えて18点。

この通り、「倍増の季節」とプレインズウォーカーを並べたらゲームはお前の思うがままになる。好きなだけ願望を満たしてくれ。

デッキ内の多くのプレインズウォーカーがトークンを生成するため、仮に相手がデカ物を処理してきても、「ガヴォニーの居住区」でトークンとマナクリを恐るべき軍団に仕上げればいい。
この追加の勝ち筋はデッキのリカバリーを容易にしフェアデッキには恐ろしく強いが、反面高速コンボには弱い。
幸運にもこのデッキにはコンボへの対応策も仕込まれている。「血染めの月」「石のような静寂」を速やかに場に出し6ターン目まで耐えろ。

俺がデッキをいじるとしたら、マナクリを一部、「東屋のエルフ」と相性のいい「楽園の拡散」に変えるだろう。
初手に「東屋のエルフ」、土地2枚、「楽園の拡散」があれば2ターン目に4マナ出る。つまり「先駆ける物、ナヒリ」と「歓楽者ゼナゴス」が出て禍々しい3ターン目を迎える事が出来る。
サイドプラン(並べて殴る)が弱くなるが、メインプランが強くなるはずだ。

またプレインズウォーカーの選定も甘いように見えるが、「ニッサの誓い」で探せる以上個々人が好みに組み替えればいいと思う。

このデッキはジャンドやグリクシスのようなフェアデッキを中心とした現在のメタゲームに一石を投じる上にアンフェアデッキともある程度渡り合える。
お前は自分のティミーとしての願望を満たし、ニヤニヤするだけでいい。楽しいね!

4色フレンズ
Todd Stevens

クリーチャー(18)
4 東屋のエルフ
4 極楽鳥
4 貴族の教主
3 森の代言者
1 引き裂かれし永劫、エムラクール

プレインズウォーカー(15)
1 炎呼び、チャンドラ
1 太陽の勇者、エルズペス
1 ギデオン・ジュラ
1 ゼンディカーの同盟者、ギデオン
1 思考を築く者、ジェイス
4 先駆ける者、ナヒリ
3 ゼンディカーの代弁者、ニッサ
1 ラル・ザレック
2 歓楽者ゼナゴス

呪文(8)
2 血染めの月
2 倍増の季節
4 ニッサの誓い

土地(25)
4 森
1 繁殖池
2 ガヴォニーの居住区
1 地平線の梢
2 踏み鳴らされる地
2 寺院の庭
1 ウェストヴェイルの修道院
3 吹きさらしの荒野
3 樹木茂る山麓
2 二クスの祭殿、ニクソス

サイドボード(15)
1 仕組まれた爆薬
2 血染めの月
3 神聖の力線
3 安らかなる眠り
3 石のような静寂
2 崇拝
1 濃霧

6月18日はHMOです
7月9日はTTTです。

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