【翻訳】Scaling up / 硬化した鱗【モダン】

調子がいいので今日も書きます。

昨日はスタンの緑単なんぞを紹介しましたが、今度はモダンの緑単で《硬化した鱗》の話です。

《硬化した鱗》はとてもいいカードですね。
めっちゃマジックやってた頃にめっちゃお世話になりました。


原文はこちら。

《歩行バリスタ》や《搭載歩行機械》が印刷された当初は一部のプレーヤーが親和と《硬化した鱗》の組み合わせで何か面白いことができないかと模索したものだった。
それらは大体《巻きつき蛇》を加えてアブザンだったりBGだったりした。
つい先日、この戦略をさらに研ぎ澄ました恐ろしいデッキが登場した。

Mono-Green Hardened Scales - Modern
Zyrnak, 5-0 Modern League

Creatures (20)
4 Arcbound Ravager
4 Arcbound Worker
4 Hangarback Walker
4 Steel Overseer
4 Walking Ballista

Planeswalkers (2)
2 Nissa, Voice of Zendikar

Sorceries (4)
4 Ancient Stirrings

Enchantments (4)
4 Hardened Scales

Artifacts (12)
2 Animation Module
3 Throne of Geth
3 Welding Jar
4 Mox Opal

Lands (18)
10 Forest
4 Blinkmoth Nexus
4 Darksteel Citadel

Sideboard (15)
1 Dismember
2 Grafdigger's Cage
4 Nature's Claim
2 Pithing Needle
3 Shapers' Sanctuary
1 Spellskite
2 Torpor Orb

《硬化した鱗》さえあれば、なんだってできる。
《ダークスティールの城塞》《オパールのモックス》《電結の荒廃者》《鋼の監視者》といった親和の核も搭載している。
違いは《搭載歩行機械》と《歩行バリスタ》の採用で、いずれも《電結の荒廃者》《鋼の監視者》と相性が良い上に、《古きものの活性》でその時々に必要なパーツを探しにいける。

《硬化した鱗》と《ゲスの玉座》が並べば＋１/＋１カウンターが驚異的なスピードで増えていく。
《電結の荒廃者》でカウンターを《歩行バリスタ》《墨蛾の生息地》に乗せればゲームを決定付ける可能性がある。《硬化した鱗》があれば＋１/＋１を２個得られるし、自身が生贄になればさらに増える。
《鋼の監視者》に《ゲスの玉座》も加わって《歩行バリスタ》のパワーが２０を超えてゲーム終了なんていうのも夢じゃない。

ガチャガチャしたシナジーデッキでパズルしたいなら、このデッキはうってつけだ。
自身も相手も複雑な『算数』を要求されるのである。
《硬化した鱗》の『算数』をマスターする事ができれば、このデッキが君に栄光をもたらすだろう。