2016年6月24日金曜日

【翻訳】Daily Digest: The Mill Hall Of Fame/ジェスカイ後見(スタン)

石の宣告は相手にカードを引かれるからむしろ強いという逆転の発想





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Michael Majorsが前年の8月、GPサンディエゴに持ち込んだ「スフィンクスの後見」デッキはライブラリーアウト好きによる奇妙な愛情に育てられていたようだ。通の中には攻撃せずに相手に勝つのが大好きなヤツもいる。

現行スタンダードには強力な山札破壊、「驚恐の目覚め」と「テレパスの才能」がある。
これまで、これらのカードはせいぜい「リミテで強い」と言われる程度で構築で使われるものではなかった。7枚か13枚墓地に落とすのは強いし、どちらのカードもおまけつき。
「驚恐の目覚め」は墓地から返ってくるし、「テレパスの才能」は除去やドロースペルを唱えるチャンスを得られる。

デッキには最強の除去「石の宣告」(手がかりは起動させればいい、ライブラリーアウトの手間が1枚分省ける)と「反射魔導士」が入っている。「オジュタイの命令」は何かしらの仕事をこなすし、「躁の書記官」を復活させる事もできる。

プレインズウォーカーはカードアドバンテージ、除去、時には山札破壊に使える。
「炎呼び、チャンドラ」の0能力と「スフィンクスの後見」は相性がいいし、「卓絶のナーセット」で「テレパスの才能」や「驚恐の目覚め」に反復をつければ快感も2倍である。

ジェスカイというカラーを使用しているため、メタゲームに応じてデッキをいじるのも簡単だ。
人間デッキには「光輝の炎」を入れればいいし「炎呼び、チャンドラ」でも対応できる。
緑白トークン相手にはギデオン対策に「停滞の罠」を入れるといい。

何にしろ、「テレパスの才能」と「驚恐の目覚め」に「スフィンクスの後見」でかつてない強さのLOデッキが出来た。

ジェスカイ後見
Javier De Leon

クリーチャー(7)
3 躁の初期官
4 反射魔導士

プレインズウォーカー(4)
2 炎呼び、チャンドラ
2 卓絶のナーセット

呪文(25)
4 スフィンクスの後見
2 意思の激突
3 否認
4 オジュタイの命令
4 石の宣告
4 驚恐の目覚め
4 テレパスの才能

土地(24)
4 島
1 山
3 平地
4 戦場の鍛冶場
4 進化する未開地
4 大草原の川
4 シヴの浅瀬

サイドボード(15)
1 終止符のスフィンクス
2 氷の中の存在
4 虚空の粉砕
4 食い荒らす炎
4 光輝の炎

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