2016年9月14日水曜日

【翻訳】Daily Digest: Unfaeries/青黒フェアリー(モダン)

モダンは好きなヤツを回せ



原文はこちら
低予算青単フェアリーを以前紹介しておりますのでまずはお金をかけたくないという方はこちらをどうぞ。

テンポはマジックにおいて最重要だが、理解するのが難しいリソースである。
マナ効率について書こうとするとそれだけで一記事完成するので今回は多くを語らない。

カウブレードの恐ろしさを知らない人は以下のシナリオを想定してみてくれ。

相手が5マナでミシュランを起動した。妥当な判断だろう。マナが余っているなら使うべきだ。次に2マナで剣を装備した。戦闘後、相手は土地を全てアンタップし、お前はハンドを1枚切らされた。
さらに相手は除去にプレインズウォーカーにと好き放題動き、もうどうにもならなくなった。

これが「饗宴と飢餓の剣」の実態だ。
相手はタダで効果的な攻撃をしてくるので、お前にはどうしようもなくなる。

このデッキは同じ思想を持っている。
「饗宴と飢餓の剣」は1枚だが、「苦花」と「呪文つまりのスプライト」は同じ軸のカードだ。いずれも少量のマナで最大限の効果を得られる上に、装備先にもなる。仮に相手が除去を使っても被害は大したことない。

フェアリーはエクステンデッドの末期で活躍したが、これをモダンで見たのは初めてだ。
典型的なフェアリーはテンポを重視するが、このデッキはタイムワープを作り出す事を意識している。

フェアリーは「苦花」の解禁からワンチャンあるアーキタイプだが、みんなはフェアに戦おうとし過ぎていたようだ。こうやって実質タイムワープの連打で相手を全否定してみないか?

青黒フェアリー


クリーチャー(10)
3 瞬唱の魔導士
4 呪文つまりのスプライト
1 ゲトの裏切り者、カリタス
2 ヴェンディリオン三人衆

呪文(25)
1 饗宴と飢餓の剣
1 光と影の剣
3 謎めいた命令
2 見栄え損ない
2 喉首狙い
1 残忍な切断
1 殺戮の契約
2 呪文嵌め
3 コジレックの審問
3 思考囲い
4 苦花

土地(25)
4 島
1 沼
4 忍び寄るタール坑
3 闇滑りの岸
1 水没した地下墓地
1 幽霊街
4 変わり谷
4 汚染された三角州
2 湿った墓
1 ペンデルヘイヴン

サイドボード(15)
2 仕組まれた爆薬
2 対抗突風
1 見栄え損ない
2 払拭
2 ハーキルの召喚術
2 ゲトの裏切り者、カリタス
3 祖先の幻視
1 滅び

9月17日はTTTです

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