2018年4月25日水曜日

【翻訳】Dominaria Standard Set Review : White / ドミナリア個別カード評価(白)

事前予約の参考にどうぞ。

もう青編の原文が公開されてるけど、翻訳する保証はない。



原文はこちら

ドミナリアはフレーバーだけでなく、最高のセットに1つになるかもわからない。カードパワーが素晴らしい。スタンダードに大きな変革をもたらすかもしれない。
君たちがこの記事を読む目的はわかっている。
だが本題に入る前に俺の評価基準を説明しておくね。

俺はスタンダードで使われなさそうなカードは紹介しない。
《氷河期》や《ギデオンの叱責》といったリミテッド用カードは割愛する。
とはいえ全てのレア、神話レアを網羅して何かしらコメントをする。

繰り返すが、スタンダードで使えるかを基準に評価する。
モダン以下については必要に応じてコメントする。

各カードは1~5でレーティングする。
0と評価されたものは間違いなくスタンダードで見ないカードなのでリストに入っていない。

レーティングの説明と例
0:スタンダードで見ることはない(0評価は記載されない)
1:滅多に見ない(《奇妙な挑戦》)
2:たまに見る、またはサイド用(《領事の権限》)
3:結構見る、あるアーキタイプの必須パーツ、複数のデッキで見かける(《蓄霊稲妻》《排斥》)
4:フォーマットの定番、多くのデッキで採用される、環境の代表カード(《キランの真意号》《削剥》《封じ込め》)
5:環境の支配カード、その色を使うなら間違いなく使われる1枚(《スカラベの神》《反逆の先導者、チャンドラ》)


・アルガイヴ国家執事、ベイルド

《亡霊の牢獄》の生物版?
トークンのようなデッキが流行るならサイドボード。
いずれにしろ能力の割に重い。

・ベナリアの軍司令
2.5
《栄光の頌歌》つきの生物、これは良い。
難点はほぼ白単用だということ。
それに《オケチラの碑》と合わせにくい。このカードのコストが減らせないから。
俺は個人的に《オケチラの碑》でデッキを組みたいが、全体強化は可能性がある。

・ウェザーライトへの乗艦

《古きものの活性》が2マナになったような。
悪くない。伝説の土地や《モックス・アンバー》がデッキに入っているなら。
ポテンシャルのあるカードだが、環境の速さやこれを使うデッキの仕上がり次第。
不確定要素が多すぎるのでこれくらいの評価にした。

・騎兵呼集

《饗宴への召集》との比較。
だがこちらはパワーとタフネスが大きく、単色で使える。
さらに《ベナリア史》との組み合わせがある。
《ベナリア史》から4ターン目に《騎兵呼集》で5ターン目の打点は16点になる。
そういうデッキなら《ベナリアの軍司令》を使いたいし、《オケチラの碑》はサイド落ちするだろう。

・模範となる者、ダニサ・キャパシェン

ダニサは《上級建設官、スラム》《霊気貯蔵器》とのコンボが楽しそうだ。
それを除くと3マナだったら《オケチラの碑》か《ベナリア史》を使いたい。

・勇敢な考古学者
1.5
コストが重い。3/3も微妙。
最初の能力を4ターン目に使える保証もない。
勧められても使わないと思う。

・不屈の護衛

良い騎士である。
このカードに続いて何を唱えればいいかはもうわかるね?
ベナリ……

・ハルシオンの目撃者、エヴラ

ライフ交換コンボが出てくるとして、セラの天使くらい使わない。

・スランの崩落
2.5
《アルマゲドン》が返ってきたとまでは言わないが、怖いカードだ。
俺が《約束の刻》を使った返しにこれを打たれたら泣く。
または、コントロール相手に使ってもいい。
9マナあるなら《森の目覚め》とのコンボがある。
または《ドミナリアの大修復》から《スランの崩落》につなげるGWランプも作れる。
環境次第だがよいカードだと思う。

・治癒の恩寵

サイドボードで見かけるだろうけれど、サイドボードしかありえない。
《稲妻の一撃》へのカウンターとしては素晴らしい。

・ベナリア史

今日の本題だ!
《べアリア史》の前に多くのプレーヤーが倒されるだろう。
どんな騎士とでも合わせて使える。もちろん《ベナリア史》から《ベナリア史》でもいい。
このサーガはいろんなトークンやビートダウンで使われるだろう。

・神聖の発動

《稼働停止》をサイドボードで使うのを見かけたし、それより強い。
4点というのは初期ライフの20%だ。これは大きい。

・善意の騎士

《渇望の時》や《ヴラスカの侮辱》に頼ったデッキでは触れないカード。
メインかもしれないが、サイドボード用でもいい。特に黒単が環境に登場するようなら。

・黎明をもたらす者ライラ

《悪斬の天使》が伝説になって返ってきた。
伝説になったことで確実に劣化している。
コントロールなら《悪斬の天使》を1枚だして相手は攻撃できなくなり、2枚目が出たら相手は投了する。
ライラを2枚戦場に出すことはできないが、それでも性能は充分。
俺が白いコントロールを組むならこれと《威厳あるカラカル》を組み合わせてサイドボードに入れると思う。
それにつけても《副陽の接近》がまだ使える。

・封じ込め

《未達への旅》に近いカードが出た!
《残骸の漂着》と一緒に使われる。相手が1体で攻撃するならこっちを使い、複数で攻撃してくるなら《残骸の漂着》を使うってわけだ。
ここに《副陽の接近》を使われたら頭痛ものだろう。
賢いプレーヤーの使用する《スカラベの神》を除去できるわけではないが、《不可解な終焉》でも除去できなかったので変わらない。
だが《不可解な終焉》と違って《熱烈の神ハゾレト》や《再燃するフェニックス》なら除去できる。
スタンダードの定番除去カードになる。

・豊潤の声、シャライ
2.5
トークンデッキなら2番目の能力も活かせる。
4マナで3/4でほかの生物を守れるなら強い。
《削剥》や《稲妻の一撃》にも耐えられる。
そこに全体強化の能力がついてくるなら採用したくなるカードである。

・祖神の使徒、テシャール
2.5
下環境で強そう。
スタンダードだと《上級建設官、スラム》やダニサ・キャパシェンと一緒に使うことになるだろうか。《モックス・アンバー》でも誘発するのでスタンダードでも可能性がある。
3マナ以下にそれだけの価値あるカードがあれば採用できる。

・もの悲しい詩人

俺は《ベナリア史》を再利用するために使う。
もう《ベナリア史》は聞き飽きたって?
大丈夫、これから見飽きるから。

・《ジェラードの勝利》

回避能力を持たない大型生物をサポートしてくれる。
《シッセイの後裔、シャナ》や《造命の賢者、オビア・パースリー》のトークンとかね。

・ウルザの殲滅破
2.5
《スカラベの神》にハゾレト、ゴンティに触れない、というか今回は伝説ばっかり出てくるセットなんだよね。
全体除去としては使わない。
今のスタンダードの状況ではサイドボード用である。


1位:封じ込め
2位:ベナリア史
3位:不屈の護衛
4位:黎明をもたらす者ライラ
5位:ベナリアの軍司令

順位をつけるとこうなるが、プレイアブルなカードはランク外にもある。
《豊潤の声、シャライ》なんていつ使われてもおかしくない。
それくらいドミナリアがもたらす影響は大きいってこと。
何がいいかって、トップ5のうち2枚はレアじゃないってところ。

0 件のコメント:

コメントを投稿