2018年6月1日金曜日

【翻訳】Budget Standard Burn / プロツアーで台風の目になるかもしれない赤単バーン【スタン】

ウェスコーが赤単の記事を書いていた。

なんでも、プロツアーでワンチャンらしい。

一部、自信のないところを端折りましたが、大体必要な部分は訳せてると思います。



原文はこちら


「小学6年生が起業に成功!?」

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行弘賢のプロツアーでの活躍のおかげで、人と同じデッキを使わないでも勝てると思わせてくれる。
いくつかのデッキを試した結果、《ケルドの炎》バーンがTier 1になりかねないコンボだと思った。
今は安価デッキだが、プロツアーの結果次第では暴騰するかもわからない。


今回はデッキの動きとMOで結果を残したレシピを紹介する。


Mono-Red Aggro
A deck by Akerlund

MAINDECK 60

Creature 16
4 Bomat Courier
4 Ghitu Lavarunner
4 Goblin Chainwhirler
4 Soul-Scar Mage

Spell 24
4 Abrade
2 Built to Smash
4 Lightning Strike
4 Shock
4 The Flame of Keld
2 Warlord's Fury
4 Wizard's Lightning

Land 20
20 Mountain

SIDEBOARD 15
1 Chandra, Torch of Defiance
2 Chandra's Defeat
3 Fight with Fire
3 Hazoret the Fervent
4 Magma Spray
2 Mountain


相手の動き、それこそ《屑鉄場のたかり屋》デッキや赤単すら無視する超高速デッキだ。
デッキの構築にTom Ross(赤単と感染ばっかり使うSCGの人)が1枚噛んでいるんじゃないかとも思う。


俺はここから以下の変更を提案する。

メインボード

+1 山
+2 飲み込む炎
+4 地揺すりのケンラ

ー3 削剥
ー2 撃砕確約
ー2 大将軍の憤怒

サイドボード

+2 カーリ・ゼヴの巧技
+2 削剥
+1 反逆の先導者、チャンドラ

-4 マグマのしぶき
-1 山


デッキはまず12枚の1マナから動き出す。
できれば速攻を持つ《ボーマットの急使》から始めたい。
次点が《損魂魔道士》
《ギトゥの溶岩走り》は速攻を持つにはスペルが必要なので焦って出さなくても良い。
ボーマットはコントロール相手には活躍するがまったく使えないこともある。あと、《ケルドの炎》でディスカードした後に起動したい。


元のレシピには2マナ生物がいなかったが、ケンラならぴったり収まると思う。
ブロッカーをどかして追加のダメージを押し込める。それが1回だとしても充分な貢献だ。
後半は墓地から起動して追加のダメージを与えてやればいい。
このデッキはマナフラッドを起こすと話にならないのでケンラの永遠はバックアッププランとなる。
現スタンダードの他のデッキと違い、このデッキはマナが余るとケンラの永遠くらいしかやる事がない。





《ゴブリンの鎖回し》は素晴らしい。
《ケルドの炎》チャプター3に着地すれば相手にだけ《焼けつく双陽》+3/3先制攻撃である。
《損魂魔道士》がいればー1/ー1カウンターを相手の生物にばらまく。チャプター3でなくても相手の戦力がダウンする。

《ショック》と《稲妻の一撃》はまさにバーン。
除去に使うかもしれないし、《ケルドの炎》に備えて対戦相手に打ち切るかもしれない。
《ケルドの炎》の最後にはダメージが増える。
このスペルはウィザード強化にも使える。つまり相手が赤単だからってサイドアウトしてはいけない。
遅いデッキ相手に外すのは《ゴブリンの鎖回し》だ。


《魔術師の稲妻》はデッキにウィザードが8枚入っているので充分使える。
《稲妻》として使えれば問題ない。
《ケルドの炎》で捨てるのをためらうな。3マナでこれを唱えるくらいならサーガを始めた方がうまくいく。





《削剥》は機体デッキには強いが他のデッキに弱い。
こちらは《王神の贈り物》よりはるかに速いし、このデッキは基本的に相手の生物を無視して相手を焼き切るのがコンセプトだ。そこでサイドボードに下げる提案をした。


《撃砕確約》《大将軍の憤怒》はデッキにあまり必要ない。
環境にはインスタント除去が多いし、《撃砕確約》でトランプルがつくのはボーマットだけ。
そこで21枚目の山と《飲み込む炎》に変えることを提案した。


・Tips


《ケルドの炎》は果敢に使え。
スペルの1枚や2枚すぐに補充できるし、ボーマットを起動すればいい。


ダメージが15点くらいで止まることがある。
このデッキにとっての負け確パターンだ。
負け確パターンはどのデッキにだってある。
コントロールが7枚ドローして全体除去を引けなかったら負ける。
このデッキは土地を引きすぎたりチャプター3が盛り上がらないと負ける。
だがバーンデッキはトップして勝つ事もある。
だから最後まであきらめるな。


《地揺すりのケンラ》が1番の大改造なんだが、誰もプロツアーにこれを持ち込まなかったらびっくりする。
どの調整チームもこのデッキについて記事を書いてないようだけど、それは多分プロツアーに持ち込むことを秘匿しているんじゃないか。
《地揺すりのケンラ》を入れたバージョンが1番強いと思っている。2マナとして強いだけでなくマナフラッド対策になっている。





《飲み込む炎》も大改造だ。
少し重たいが、除去しながら相手にダメージを与えられるのはそれだけの価値がある。
チャプター3では大化けする。
サイド後が重たくなりすぎないように注意したい。チャンドラやハゾレトを入れる時は《飲み込む炎》や《ゴブリンの鎖回し》あたりを抜くように。
また、インスタントとソーサリーの枚数も注意。
《ギトゥの溶岩走り》には常に速攻を持たせたい。
インスタントソーサリーをサイドインするなら極力サイドアウトはインスタントソーサリーだ。





生物を除去するより相手を倒したいこのデッキにおいて、《マグマのしぶき》はあまり必要ないと感じた。
除去するよりも《カーリ・ゼヴの巧技》で相手の生物を奪って殴るべきだ。


ハゾレトは俺が回した感覚だと重すぎた。
サイド後は相手が除去を増やしてゲームが遅くなるので使えるが、メインでは重くて遅い。


プロツアーの仮想敵、《屑鉄場のたかり屋》デッキと青白コントロール相手に恐ろしく有利だった。


他のデッキには五分五分だろう。
ブン回りが強烈な代わりに事故りやすい。

このデッキが本物かどうかは今週末明らかになる。


参考:ウェスコー版のケルドの炎バーンのレシピは以下になるみたいです。

MAINDECK 60

Creature 20
4 ボーマットの急使
4 ギトゥの溶岩走り
4 ゴブリンの鎖回し
4 損魂魔道士
4 地揺らしのケンラ

Spell 19
1 削剥
4 稲妻の一撃
4 ショック
4 ケルドの炎
4 魔術師の稲妻
2 飲み込む炎

Land 21
21 山

SIDEBOARD 15
2 反撃の先導者、チャンドラ
2 チャンドラの敗北
3 火による戦い
3 熱烈の神ハゾレト
1 山
2 削剥
2 カーリ・ゼヴの巧技




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