【翻訳】バントビッグマナ / The Hero We Deserve【スタン】

明日、東京ビッグサイトに行ってきます。
オタクじゃないけど、こんな普通の日にビッグサイト行くのはなんとも変な気分です。


原文はこちら

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プロツアー後のスタンダードにおける重大なテーマは「どうやって《ゴブリンの鎖回し》を倒すか」である。
赤いデッキの鎖回し、チャンドラにドラゴンは他の速攻デッキよりもミッドレンジよりも強く、コントロールにも強いプレッシャーとなる。
したがって、多くのプレーヤーはいかに赤単を倒すかを考えているだろう。
そんな中、赤単にワンチャンあるデッキを進化させた人がいる。

Bant Ramp - Dominaria Standard
Spottenger, 5-0 Standard League

Planeswalkers (4)
4 Teferi, Hero of Dominaria

Instants (9)
2 Naturalize
3 Pull from Tomorrow
4 Settle the Wreckage

Sorceries (10)
2 Fumigate
4 Hour of Promise
4 Spring // Mind

Enchantments (11)
3 Cast Out
4 Gift of Paradise
4 Seal Away

Lands (26)
1 Forest
2 Island
3 Plains
1 Arch of Orazca
1 Hostile Desert
1 Scavenger Grounds
1 Shefet Dunes
2 Desert of the Indomitable
2 Hashep Oasis
4 Ipnu Rivulet
4 Scattered Groves
4 Sunpetal Grove

Sideboard (15)
2 Baffling End
2 Carnage Tyrant
3 Disallow
1 Fumigate
4 Negate
3 Regal Caracal

デッキの戦略は早くマナを伸ばすことだ。
《楽園の贈り物》と《封じ込め》を使って時間を稼いで全体除去を用意する。
ひと段落ついたところで《約束の刻》でマナを安定させて《オラーズカの拱門》で優位に立つ。
コントロール相手には《オラーズカの拱門》を起動しながら《約束の刻》によるビートダウン。《明日からの引き寄せ》と《開拓/精神》でハンドを補充する。

君が俺のようにランプ好きならこのレシピが何処を目指しているのかが気になるだろう。
３ターン目にマナ加速して《ドミナリアの英雄、テフェリー》を出せばコントロールはとても困ったことになる。そこで《排斥》などで対処してくるだろうが、こちらにはメインボードから《帰化》がある。

このデッキは偏っている。
赤単に強いカードもコントロールに強いカードも入っているが、どちらにも強いカードは少ない。
相手の動きに対処するために枠を使っているため、勝ち筋がテフェリーと《イプヌの細流》しかない。
サイド後に各相手に特化させることになる。
コントロール相手には全体除去を抜いてカウンターと《殺戮の暴君》を入れる。
アグロが相手なら《明日からの引き寄せ》《排斥》や重たいカードを抜いて《威厳あるカラカル》と軽い除去を入れる。

プロツアーの結果通り、メタデッキが限られているならこういう組み方もありだ。
メインでドローがかみ合えば勝てるし、その後はどんな敵にも負けないサイドボーディングができる。

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