2018年6月11日月曜日

【翻訳】Craig Wescoeの緑白ミッドレンジ / Green-White Midrange After Pro Tour Dominaria

コスパ重視で冷凍食品ばっかの生活してるとだんだん体調がヤバくなってきました。


原文はこちら


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俺はプロツアーに緑白ミッドレンジを持ち込んで構築は7-3で終わった。
デッキはクリス・フェンネルが考えたものだが、俺と数人で調整を手伝った。
チーム戦では赤系アグロと青系コントロールを前提に3デッキ目とするのにぴったりのデッキだ。
3デッキ目は緑単か緑黒でもいいが、俺は緑白が一番いいと思っている。

これが俺がプロツアーで使ったレシピだ。

G/W Midrange
A deck by Craig Wescoe

MAINDECK 60
Creature 23
1 Jadelight Ranger
4 Llanowar Elves
3 Lyra Dawnbringer
3 Rishkar, Peema Renegade
4 Servant of the Conduit
3 Shalai, Voice of Plenty
1 Thrashing Brontodon
4 Walking Ballista

Planeswalker 2
2 Ajani Unyielding

Spell 11
2 Aethersphere Harvester
4 Blossoming Defense
3 Cast Out
2 Skysovereign, Consul Flagship

Land 24
1 Aether Hub
10 Forest
1 Hashep Oasis
4 Plains
4 Scattered Groves
4 Sunpetal Grove

SIDEBOARD 15
3 Baffling End
2 Heroic Intervention
1 Naturalize
2 Nissa, Vital Force
3 Prowling Serpopard
1 Skywhaler's Shot
2 Thopter Arrest
1 Thrashing Brontodon

ここから変えるなら《不可解な終焉》を1枚《飛行機械の拘束》にするくらいだ。

RPTQに出るなら青白コントロール《排斥》が被る。
代わりのカードを採用するなら《イクサランの束縛》だろう。少しデッキが弱体化するが致命的にはならない。


デッキの回し方

序盤はマナ加速に注力して4~6マナを目指す。
3ターン目にスカイソブリンを着地させられればほぼ勝利である。
そうでなくても《顕在的防御》を構えながら《豊潤の声、シャライ》を出して次のターンにライラ着地となれば赤いデッキは大変なことになる。





相手が序盤にこちらのマナクリを除去してくるようなら、相手は展開していないという意味であり、こちらはより大きな生物をゆっくり出せばいい。
したがって、赤単には強いはず。相手はこちらのマナクリを除去しながらマナスクリューを祈るしかない。
《排斥》を抜くとサイクリングできない分厳しいが、土地が24枚にマナ加速が11枚、60分の35がマナ源となり充分だと思う。

相手がこちらのシャライを《排斥》して《残骸の漂着》を打つパターンのほかに《栄光をもたらすもの》も督励してシャライを除去しようとする。
督励してシャライを除去するなら《顕在的防御》で守ってから5/6としてドラゴンをとめればいいし、督励しないならやっぱり《顕在的防御》で5/6としてブロックする。

機体を《削剥》される場合に備えて2回搭乗できる状態を保ちたい。
相手の《削剥》に対応して搭乗すればシャライの能力で呪禁を得る。





もう1つ覚えておきたいのはリシュカーの+1/+1カウンターを《ラノワールのエルフ》に乗せる事で《ゴブリンの鎖回し》に殺されなくなる。
相手が《損魂魔導士》を出して《ゴブリンの鎖回し》でー1/ー1をばらまかれた場合でも、リシュカーの能力でマナクリになる。


サイドボードについて

・《ゴブリンの鎖回し》デッキ
ー4 ラノワールのエルフ
-1 翡翠光のレインジャー
-1 ピーマの改革派、リシュカ―

+1 打ち壊すブロントドン
+2 不可解な終焉
+3 飛行機械の拘束

RPTQでは赤単とあたる確率が1/3かそれ以下である。
ならば赤単以外では強いラノエルをメインに入れた方がいい。

メインはできるだけ早くスカイソブリンを出して《損魂魔導士》を最優先で除去する。
カーリ・ゼヴや《ゴブリンの鎖回し》の3点クロックより《黎明をもたらす者ライラ》を弱体化されてライフゲインできなくなる方が怖い。
《損魂魔導士》より《排斥》すべきなのはハゾレト、フェニックス、《栄光をもたらすもの》である。

サイド後はエンチャントによる除去を積み増す。
《不可解な終焉》で《損魂魔導士》を追放して《飛行機械の拘束》でフェニックスにドラゴンにハゾレトを追放する。
《打ち壊すブロントドン》をサイドから入れるのはアーティファクトやエンチャント破壊が目的ではない。タフネス4が大体の火力に強く、パワー3が相手のほとんどの生物を倒せるからだ。

総じて、赤単には有利なはず。
俺はプロツアーで赤単には勝ち越しているが、3敗中2敗は赤単だ。
残り1回はKelvin Chewの青黒コントロールに負けた。これは相性がどうこうではなくKelvin Chewが滅茶苦茶うまいからだ。なお、《スカラベの神》には《飛行機械の拘束》を入サイドインする。


・青白コントロール

-3 黎明をもたらす者ライラ
-2 霊気圏の収集艇
-1 領事の旗艦、スカイソブリン
-1 顕在的防御
-2 ピーマの改革派、リシュカー

+1 帰化
+1 打ち壊すブロントドン
+2 英雄的介入
+2 生命の力、ニッサ
+3 うろつく蛇豹

この対戦はサイド後有利だと思う。

相手がシャライを《排斥》してこちらに《残骸の漂着》を打ってきた時に、相手の《排斥》を《排斥》すると《残骸の漂着》を打ち消せる。
《燻蒸》や、《排斥》を《顕在的防御》できない時に《英雄的介入》で回避する。
《うろつく蛇豹》はシャライを通カウンターさせないために出す。そしてシャライが出たら今度は蛇豹が呪禁になる。すると、相手が《封じ込め》と《本質の錯乱》を構えていても何もできない。





もう1つクールな《燻蒸》への返しはアンタップからの《生命の力、ニッサ》だ。
相手の残りライフによるが、基本は墓地のシャライか何かを回収するのが基本。
5/5の土地で殴る方がいい場合もあるだろう。また、相手のテフェリーにも強い。

さらに覚えておきたいのは相手の《封じ込め》と《排斥》が出た時の誘発にスタックで《排斥》か《帰化》かブロントドンを生贄にする。
ここで除去することでエンチャントの出た時の能力が誘発しない。つまりこちらの攻撃中のクリーチャーはそのまま攻撃できる。
このテクニックは相手がテフェリーから土地2枚アンタップして《封じ込め》を構えた時に使う。

それから機体とクリーチャーを出している時は機体を残して攻撃する。
攻撃したクリーチャーが除去されたら次のターンに別のクリーチャーを出して残った機体に搭乗しよう。
《歩行バリスタ》は極力出さない。相手の《残骸の漂着》でメリットを得られる唯一のクリーチャーだから。

アジャニはこの対戦で大活躍する。
このデッキでぶつかれば相手はタップアウトせざるを得ない場面が多々あるのでアジャニは出せる。
返しに相手がアジャニを《排斥》したとしても、出したターンで2枚くらいのアドバンテージを得られるはずだ。
アジャニはスカラベやハゾレトや緑系のミラーにも強い。
こちらはアジャニと機体とライラがいれば勝てる。

《空鯨捕りの一撃》は緑系の対戦で使う。こちらにとってマスト除去生物は大体これで対処できる。
相手の使うギアハルクやライラにも悪くない。

このデッキはチームに迷惑をかけないという意味で週末に良いデッキだ。
チーム戦で赤単と青白コントロールと組む場合、《排斥》しか被らないしこちらが《イクサランの束縛》に変更すればいいだけである。
単独で大会に出るとしても、トップメタに負けない強さがある。
チーム戦で3つ目のデッキを考えている人、または《ゴブリンの鎖回し》を使いたくない人には俺はこのデッキを勧める。




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MTGカード買取のトレトク 

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