2016年5月31日火曜日

【翻訳】Important Words Of Wisdom And Eldrazi In Legacy(前半のみ)

Chris Andersenは目立った結果は残していないみたいですが、4歳からマジックをやっているサラブレッド。いつか何かやらかすかもしれません。

今回は彼がこれまでに得た学びのようなものが紹介されています。


原文はこちら

前半がフォーマット共通の話で、後半がレガシーの話なので前半だけ翻訳しました。
後半はまたどこかでやるかもしれませんが、一言で済ますなら「これからレガシー参入するならエルドラージがマジおススメ」という事だそうです。

・何が大事なのかを決めろ

初めてこれを言われたのはZac Hillとの対談での事だった。俺の心にぶっ刺さったし、それ以来、構築においても対戦においても常に意識している。

どの対戦においても軸というものが確かにある。多分、それは「どちらがより効率的にマナを使ったか」かおそらくカードアドバンテージだろう。いずれにしろ、対戦の序盤に軸を見極める事、練習中に軸を理解する事はプレイ中に意識すべき事を教えてくれる。

多くのプレーヤーはただ手札のカードをプレイしてもっとも効果的に見える行動をとっているだけだ。彼らは包括的な戦略を持たず、自分自身に問いかけていない、「このゲームに勝利するには何が必要か」と。この問いかけでもいいし、「何が起きるとこのゲームに敗北するのか」という問いかけでもいいが、この問いかけをする事により相手が何をしようとしているのかを見越したプレイができるようになる。

・最高のデッキの最高の乗り手になれ

最高のデッキは最高である理由がある。レガシーの奇跡しかり、前スタンダードのラリーしかり、昔のスタンでやらかしたカウブレード、親和、フェアリーしかり。

フォーマットの「悪役」をプレイするというのは、より勝利するには確実な方法だ。
俺はReid Dukeのデッキかそれに近いデッキ、又はAndrew Cuneoのデッキを試している。

・楽しめるデッキを使え

トーナメントの優勝者の内何人が自分のデッキを嫌っていたんだろうね?
あり得るけど、そんな頻繁に起こる事じゃなくて、えてして環境が壊れた時に発生する(「ウギンの目」が禁止される前のモダンとかね)。俺はレガシーのエルフ(コンボ)だろうと、テーロス期のスタンダードの信心(ランプ)だろうと、モダンのジャンドだろうと、現行スタンダードの緑白トークン(ビートダウン)だろうと、緑が好きだ。
俺はただ好きで緑を使っている。
俺は青いデッキで大会に参加する事は稀だし、仮に参加しても頻繁ではない。

・枠を広げろ

さっきの話と矛盾するが、俺はジェスカイブラックやグリクシスコントロールだって使用した。
あるデッキを倒したいと考えた時、一番有効なのは実際にそのデッキをプレイして負ける事だ。
最初はつまらないだろうが、マジックというのは理解が深まる程面白くなるものだ。
そこにたどりつくにはただ練習する事。勝てるようになるまで負ける事。

・マジックは長距離走

マジックは偏りのあるゲームだ。時には何をやっても上手くいかない日もあるだろう。又は全然準備できていない大会もあるだろうし、何もかもが自分のために回っているかのように感じる大会もあるだろう。継続して、長期間結果を残すには鍛錬と献身が求められる。
成功は結果ではなく過程の中にあると知る事。勝利だけでは君は何も変わらない。大会までに君が費やした時間が君を成長させているのだ。

・相手のボディランゲージにはメッセージが隠されてる

ある日、友人と「紙でマジックやる時にキープの判断をばれにくくするにはどうしたらいいか」話し合っていた。紙のマジックであれば相手が初期手札を見た時の反応を見れる。手札の中身までは解らなくても、相手が手札を気に入っているかどうかくらいは解るし、それは手札の強さの指標になる。

これは無数にある、「相手の手札を推測する方法」の中の一つに過ぎない。
得られる情報が多いほど、君の推理はより正確になり、その予測を先回りしたプレイができる。
対戦相手が有利な時、不利な時、どのような動きをしているか注意するといい。
その中に法則性を見つけ、相手が「ドロモカの命令」を握っているのか、安全に攻撃できるのかを見抜けるようになる。


次回TTTは6月4日です。
次回HMOは未定です。

0 件のコメント:

コメントを投稿