【翻訳】Daily Digest: Fire Works/青赤バーン（スタン）

瘡蓋族の狂戦士は実質極上の炎技なんだそうです。



原文はこちら。

 今日は俺にとってはイゼットの日だったな。俺のコラムで異界月でアンロックされるイゼットのカードをたくさん紹介している。

カウンターバーンは古き良きイゼットの戦術だが、このデッキはかなり赤に寄せている。メインデッキに火力は8枚しかないものの、生物がバーンスペルのように働き、とんでもない打点をたたき出す。

「雷破の執政」は相手が全体除去を持たない限りは最低でも3点のダメージだし、その間に「ヴリンの神童、ジェイス」と「ゴブリンの闇住まい」がバーンスペルを再利用する。

このようなプレッシャーに加え、「罪を誘うもの」が相手に悩んでもしょうがないような選択を迫る。手札に入ろうが墓地に落ちようがダメージになるのだから。

「炎呼び、チャンドラ」だってどっちにしろ6点火力になる。

しかし、このデッキの主軸は「熱病の幻視」で、このカードは2つの役割がある。

1つ目は、カードを余分に引けるのでバーンスペルを探しにいける。デッキトップをスリスリしなくてもそれはお前のターンの終わりに手札に入ってくるんだ。

2つ目の役割は単純に火力としてだ。相手の手札はそう簡単に空にはならないし、できればあまり手札を抱えたくなくなる。

メインに4枚入っていないのは意外だが、「ドロモカの命令」や速攻デッキに弱いのでこれでいいのかもしれない。

サイドボードは軽量除去、全体除去にカウンターだが、1つ興味深いのは「瘡蓋族の狂戦士」である。

「ヴリンの神童、ジェイス」も「罪を誘うもの」も相手はさっさと除去しないのでタップアウトする事が多いだろう。そこに速攻を持ったこの生物が殴りこむので速やかに高名を達成。この時点で相手がこの生物に対処しようとすると2点のダメージが確定する。この生物は除去満載のデッキからすれば「極上の炎技」のようなものなんだ。

青赤バーン

Donovan Lachkney

クリーチャー(16)
4 ゴブリンの闇住まい
4 罪を誘うもの
4 雷破の執政
4 ヴリンの神童、ジェイス

プレインズウォーカー(3)
3 炎呼び、チャンドラ

呪文(15)
2 熱病の幻視
4 龍詞の方向
1 溺墓の天啓
2 焦熱の衝動
4 極上の炎技
2 焙り焼き

土地(26)
10 山
1 精霊龍の安息地
4 高地の湖
3 魔導士輪の魔力網
4 シヴの浅瀬
4 さまよう噴気孔

サイドボード(15)
1 黄金夜の懲罰者
2 瘡蓋族の狂戦士
2 熱病の幻視
2 焦熱の衝動
2 コジレックの帰還
2 否認
1 引き裂く流弾
2 焙り焼き
1 構造のひずみ

7月9日はTTTです。
7月30日はHMOです。