ここ2か月がラノベばっかりで知能指数がダダ下がりしている疑惑のある富士本です。
そう、滅茶苦茶ラノベばっか読んでいるので翻訳も滞りがち。
来週は1本か2本くらいDaily Digest以外の翻訳あげたいので頑張ります。
漠然とした義務感からリゼロを読んだり、素直に楽しみでクオリディアコードを読んだりしていますが、今回紹介したいのは青田買い(今の内に読み始めておくと……)枠。
富士本の好みはズレがあるようなので外れてもご容赦いただいたいです。
3位:ラスボスでも出来る! アパートから始める世界征服
元魔王とか元吸血鬼の始祖とか、かつて人類に敗れたラスボスが現代社会で青春したり日常したり騒動巻き起こしたりする話。
「聖おにいさん」や「働く魔王様」と似ているようで、ちょっと違うもの。
全員敗北した過去を持ちながらも現代社会できっちり前向きに生きており、読んでてただ楽しいです。
(注)キャラが理解できるまでは時々誰が何言っているのか解らない現象が発生します。
2位:ステージ・オブ・ザ・グラウンド
「ロウきゅーぶ!」とか「天使の3P」とか書いていた蒼山サグ氏の最新作(どっちも読んだ事ないけど)。
キャラ同士の関係性(旧友と再会した時の気まずさ)、主人公の心理(日々、青春を無駄遣いしている虚無感)がすごい伝わる。
似たような経験をした事がある人ならぶっ刺さるかもしれません。
ラノベでスポ根できるんだーとね、新しい扉を開いてもらっちゃいました。
主人公はラノベらしくどこか小賢しい、ヒロインは典型的なツンデレ、そこにスポ根が混じり合って新しい何かが生まれています。
(注)作者がベテランさんなので読んでケガする事はないです(青田買いと評するのも失礼ですね)。強いて言えば男ばっかなのでキャピキャピしたものは間違っても期待しないよう。
1位:弱キャラ友埼くん
表紙の可愛さだけで買っちゃえよと言いたいところですが、個人の好みですし。
「俺ガイル」の雪乃みたいな毒舌美少女がお好みならそれで買う理由になります。
友埼くんは日南(表紙の女の子)にまあ言いたい放題言われますんで。
日南の指導で友埼くんは少しずつリア充に近づきます。
いつまでも友埼くんは残念な男子ではない。
スクールカーストの底辺がてっぺんを目指す、というのは成り上がりが好きな方ならハマるかもしれません。
そういった要素を差し置いても、とにかく日南の言う事は正しいです。
我々もこの子の言う通りの行動を実践していれば多分人生楽しくなります。
そういう意味で自己啓発本です、それもキモオタ向けの。
諦めたオタクも、諦めていないオタクもさっさと読め。
お前が変わればmtg界隈の評価が変わるんだから。
(注)9月に2巻が出ます
ラノベは月に200冊出ると言われているので到底全部は追えません(追える人がいたらそれを仕事にした方がいい)し、多分に私の好みですが誰かの参考になったらすんげえ嬉しいですわ。
また適度なタイミングで本の話をします。
0 件のコメント:
コメントを投稿