2016年4月9日土曜日

【翻訳】Daily Digest: Is This Better Than Miracles?

今回はレガシーですね。

Daily DigestはMOの結果を取り上げる事が多いのでMOでSOI実装前は下環境の紹介が多くなるでしょう。

FoWはそろそろ「意志の力」でいいですかね?
今後そう呼ぶ層が増えてくるんでしょうし。

レガシーの経験が足りていないので翻訳しにくく、時にはレガシーの大会出て勉強したいものです。

原文はこちら

Is This Better Than Miracles?

「師範の占い独楽」?「相殺」?これはミラクルそのものじゃないか!これは唯一ではないとしても、最強の一角だ。我々はこのデッキを見たことがあるし、場合によっては飽き飽きしているだろう。

しかし数えてみよう。そう、奇跡呪文は入っていない。本当に「終末」が入っていない。初期のミラクルに入っていた「時間の熟達」が抜けてから久しいが、(「終末」が入っていない)のは異常だ。

「終末」はいくら追い詰められていても簡単に追いつく事を可能にする。ミラクルは時間のかかるデッキだが、「終末」のおかげで通常早くなりがちなレガシーにおいてそれ(時間のかかるデッキである事)が問題にならない。そこで、そんなカード(「終末」)を抜く事で何を得たのだろう?

皆は想定済だろうが、我々が得たものは序盤を強化するカード、「死儀礼のシャーマン」と追加の「僧院の導師」だ。この変更がレガシーにおいて珍しいコントロールデッキをアグレッシブなものにした、「師範の占い独楽」と「相殺」がキーカードとしたまま。

導師は数多くのミラクル使いがその爆発力故に勝利手段として採用した。自然に独楽、「渦巻く知識」と「意志の力」をプレイするだけで導師が作り出すトークンが数ターンでゲームを終わらせてくれる。2体並べば早々にトークンを作り始めて強化するところまで1マナで出来、次のターンにはゲームが終わるだろう。「死儀礼のシャーマン」によりゲームを加速するため、相殺と独楽でロックをかけながらゆっくり腰を据えてゲームを終わらせる事ができる。

このデッキの良さはデッキの全体的な戦略の変更を考慮すればあらゆる変更があり得る点だ。「精神を刻む者、ジェイス」を攻撃的に使う事ができる。-1能力で相手のクリーチャーをバウンスしてモンクトークンが殴り出しても私は驚かない。

「瞬唱の魔導士」は常にミラクルで採用が検討されるが、「終末」がない分除去を打ち、果敢を誘発させたいこのデッキにぴったりだ。「思案」と「渦巻く知識」にフラッシュバックをつけるのは素晴らしい動きだ。「名誉回復」は黒を足す事によって得られる恩恵だ、特に最近増えている「虚空の杯」を相手にする時は。

最後にミラクルのリストから変更したいのはマナベースである。長丁場を迎える気がないのであれば土地は多くなくてもよく、基本地形の必要性は薄れる。「不毛の大地」を1枚入れてもデュアルランドから色は充分出るだろう。「忍び寄るタール坑」は低コストで攻め手を増やす絶妙な1枚だ。

サイドボードは「終末」の穴を埋めるように序盤のクリーチャーへの対策が入っている。「妄信的迫害」「見栄え損ない」と「毒の濁流」はどれも素晴らしい選択で、「見栄え損ない」は自分のトークンを除去しないで済む。1枚の「翻弄する魔導士」と2枚の「思考囲い」だと寂しいので私はコンボ対策がもう少し欲しい。

導師はレガシー級のカードなのでデッキの中心にするのは合理的で、このリストは納得がいく。

Esper Mentor

クリーチャー(11)
4 死儀礼のシャーマン
4 僧院の導師
2 瞬唱の魔導士
1 ヴェンデリオン三人衆
プレインズウォーカー(2)
2 精神を刻む者、ジェイス
呪文(26)
4 師範の占い独楽
4 相殺
4 渦巻く知識
1 対抗呪文
1 ディミーアの魔除け
4 意志の力
4 剣を鋤に
1 苦い真理
2 思案
1 名誉回復
土地(21)
2 島
1 平地
1 沼
1 忍び寄るタール坑
4 溢れかえる岸辺
2 湿地の干潟
1 Tropical Island
3 Tundra
2 Underground Sea
サイドボード(15)
1 翻弄する魔導士
3 突然の衰微
1 解呪
2 見栄え損ない
1 流刑への道
2 外科的摘出
1 妄信的迫害
2 思考囲い
2 毒の濁流

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