2016年5月23日月曜日

【翻訳】Daily Digest: Double Dragon

HMOの開催やら何やらで更新が滞ってたので続けて投入します。


原文はこちら


前回はライブラリーアウトについて語ったが、今回はマジックにおいてよりポピュラーなテーマである。そう、ドラゴンだ。

皆ドラゴンが大好きだ。
「シヴのドラゴン」なんてかつてはパワー9のように使われていたが別に強いからではない。
ドラゴンはカッコいい。ドラゴンは大きい、飛ぶ、火を吹く。他に何がいるって言うんだい?
大きな神話レアのドラゴンは各セットに入っているのはただ皆が求めているからだ。

問題はドラゴンは競技デッキにはあまり使われなかった事だった。
しかし、最近は事情が異なる。このカッコいい部族はキブラーの専売特許ではなくなったのだ。
「雷口のヘルカイト」の登場により、大きくて飛んでて速攻持ちのドラゴンが構築級になった。
「雷口のヘルカイト」はその後「嵐の息吹のドラゴン」に引き継ぎ、ジャンドモンスターが登場した。
それから「雷破の執政」と「龍詞の咆哮」が登場し、赤緑、マルドゥ、ジェスカイ、赤黒のデッキに採用された。

ドラゴンはかつて程の勢いがもうないものの、心配はいらない。
「ゴブリンの闇住まい」だってドラゴンみたいなものだ。

確認しよう
たくましい中級クリーチャー、なるほど
回避能力がある、それでそれで
バーンスペルをフラッシュバックする、ははあ

はい、これはドラゴンです。
もちろん「コラガンの命令」をフラッシュバックして墓地のドラゴンを回収したっていい。
これを俺はダブルドラゴンと命名した(昔そんなタイトルのゲームがあったり、ポケモンカードゲームにダブルドラゴンエネルギーというカードがある)。

ドラゴンの素晴らしさについて語る一方、このデッキの真の革命は「罪を誘うもの」だ。
かつて強力だったドラゴンデッキは序盤の軽量除去と終盤のドラゴンの合間を種々の方法で埋めていた。
赤緑であればマナ加速でさっさとドラゴンを出せたのだが、他のリストは中盤に出せる脅威が入っていたのだ。「ゴブリンの熟練扇動者」しかり、「炎跡のフェニックス」しかり、「魂火の大導師」しかり。

「罪を誘うもの」は対戦相手にハンドアドバンテージかダメージかの選択を迫るカードだ。
それに威迫がついているのだから3/2のアタッカーとしても充分である。

難点はブロッカーとしては貧弱だという事。したがってサイドボードの軽量除去は素晴らしい。
1、2ターン目にしっかり除去を使えば3ターン目に「罪を誘うもの」を余裕をもってプレイできるだろう。

チャンドラはコントロール相手のサイドボードだというのは驚くかもしれないが、メインは「龍王コラガン」であるべきなのだ、ドラゴンだし。
プレインズウォーカーが蔓延る現環境でコラガンはプレインズウォーカーを除去するカードであり、メインで問題ない。

残りは除去と「ゲトの裏切り者、カリタス」だが、説明はいらないね。

かつてスタンダードを席巻したドラゴン達が復活の時を待ちわびている。


クリーチャー(16)
4 ゴブリンの闇住まい
4 罪を誘うもの
4 雷破の執政
2 龍王コラガン
2 ゲトの裏切り者、カリタス

呪文(18)
4 龍詞の咆哮
2 コラガンの命令
4 究極の価格
3 強迫
2 骨読み
3 精神背信

土地(26)
10 山
4 沼
3 燃え殻の痩せ地
4 凶兆の廃墟
1 精霊龍の安息地
4 燻る湿地

サイドボード(15)
1 悪性の疫病
3 焦熱の衝動
2 引き裂く流弾
3 炎呼び、チャンドラ
2 闇の誓願
1 無限の抹消
1 知恵の拝借
1 焙り焼き
1 破滅の道


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