2016年5月25日水曜日

【翻訳】Daily Digest: Cruel Control

このド派手な呪文、私も一度打ってみたい人生でした。



Shawn Frenchと俺はグリクシスコントロールについて違う哲学があるらしいが、まあそれはいい。


マジックは信じられない程やりがいのあるゲームで、創意工夫と入念な準備が求められる。
二人の人間が同じアプローチから全く違う結論にいたることも有り得るし、いずれも間違いではない。


「残酷な根本原理」で勝とうとする事が間違いだというなら、正しさなんてどうでもよくないか?


このグリクシスコントロールは小粒に興味を示さない。
もちろん、優良除去である「稲妻」や「終止」と、「瞬唱の魔導士」のサポートはあるが、相手の動きに対処する以外はただ大技の準備に勤しむのである。


「連合の秘法」はこのデッキにおける縁の下の力持ちで、除去と「思考を築く者、ジェイス」や「月の賢者、タミヨウ」といった強力なプレインズウォーカーの間を埋める。
相手が少しずつ持ち直してきたところで、こちらは「残酷な根本原理」で思い知らせてやるのだ。


Patrick Chapinがかつて「9対1交換」と評したように、「残酷な根本原理」はマジックにおける最高で最幸の呪文だ、マジで。
仮に相手が最初の根本原理に耐えられたとしても、こちらは墓地から「瞬唱の魔導士」を回収しているのだから、あと数ターンでもう一度唱えられる。


ちなみに、俺は「戦慄艦の浅瀬」が1枚入っている点を気に入っている。これは「連合の秘法」とともに「残酷な根本原理」のスケジュールを早めてくれる。
貯めランはもう少し評価されるべきだと思っているのだが。


Shawnのサイドボードは何らおかしくない。
グリクシスコントロールはビッグマナやプレインズウォーカーや種々のパーマネントへの対処が常に課題になる。
「塵への崩壊」はビッグマナへの回答で、「真髄の針」や「否認」はそれ以外に対処するためだ。
これらは他の除去との組み合わせで様々な事態を想定したパッケージとなっている。


「残酷な根本原理」の強さは愛さずにはいられない。そしてShawnはその愛をトーナメントの成功という形で証明したのだ。


クリーチャー(5)
4 瞬唱の魔導士
1 ゲトの裏切り者、カリタス


呪文(27)
2 連合の秘法
1 仕組まれた爆薬
2 謎めいた命令
2 電解
4 稲妻
2 マナ漏出
1 残忍な切断
2 差し戻し
1 殺戮の契約
3 終止
3 祖先の幻視
2 残酷な根本原理
1 滅び
1 コジレックの審問


土地(25)
2 島
1 山
1 沼
1 血の墓所
4 忍び寄るタール坑
1 戦慄艦の浅瀬
1 幽霊街
4 汚染された三角州
4 沸騰した小湖
2 蒸気孔
1 断崖の滝
1 沈んだ廃墟
2 湿った墓


サイドボード(15)
2 真髄の針
1 払拭
2 否認
1 飢えへの貢ぎ物
3 ヴェンディリオン三人衆
2 神々の憤怒
2 塵への崩壊
2 思考囲い

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