2016年5月3日火曜日

【翻訳】Daily Digest: The Rites Stuff

ラリーがないだけで実質ラリーのようなデッキが出ました。

4色+無色カンパニーがGPトロントで11位だったそうです。

原文はこちら

GPトロントはプロツアー後の最初のメタゲームを提示してくれ、勝ち組と負け組が見えてきたように思える。バントカンパニーは依然としてよく使われるデッキではあるが、最強の座は緑白トークンに奪われた。一方、ランプと季節コントロールは結果を残せず、最強のデッキにはなれなさそうだ。

緑黒アリストクラッツはベスト8には入れなかったものの、ベスト32位には入り込めたようだ。
それに似たデッキで、チームEast West Bowlが持ち込んだのは一部のシナジー(ナントゥーコの鞘虫と膨れ鞘)をコンボに変更したものだ。

知らない人のために解説するが、「変位エルドラージ」と「血統の観察者」によって無限ループができる。「血統の観察者」によって出された3体の末裔トークンを「変位エルドラージ」の能力起動のコストに充てるだけで。
このループそれ自体は何も生み出さないが、「ズーラポートの殺し屋」が戦場にいるとゲームが終わる。

「変位エルドラージ」はゲームが長引くほど能力が活躍する。デッキには「エルフの幻想家」に「反射魔導士」も入っているのでコンボを抜きにしても「変位エルドラージ」の採用は理にかなっている。

鞘虫がいないため、「ズーラポートの殺し屋」は相対的に弱くなるので、枚数を減らしたのは正しい。「薄暮見の徴募兵」は「地下墓地の選別者」と共にコンボパーツを探しにデッキを掘り下げる。

「血統の観察者」は弱いが、1枚のカードでクリーチャー4体生成できるのは悪くない。6マナは重たいので3枚でも入れ過ぎかもしれないが、「壌土のドライアド」、「謎の石の儀式」と末裔トークンで6マナは意外と簡単に出そうだ。

「謎の石の儀式」は4枚あってもいいかと思ったが、11枚のペインランドと「進化する未開地」があるので色には困らないようだ。唯一の心配は白マナ源の不足だろうか。

「反射魔導士」と「変位エルドラージ」はデッキのキーカードなので儀式やドライアド抜きで白マナ源が8枚なのはなんとも心もとない。無色マナ源は入れ過ぎにも思えるので、ペインランドを少し減らしてバトルランド(「梢の眺望」等)にしたい。
また、「変位エルドラージ」はそもそもマナを喰うので土地を増やしてもいい。

サイドボードはアグロ対策の軽量ブロッカー(代言者の事でしょう)、コントロール相手の強力なアタッカー(現実スマッシャーの事かと)とその他である。「悟った苦行者」は「悪性の疫病」(このカード1枚でコンボが止まる)対策だろう。

クリーチャー(29)
3 血統の観察者
4 地下墓地の選別者
4 薄暮見の徴募兵
4 変位エルドラージ
4 エルフの幻想家
4 壌土のドライアド
4 反射魔導士
2 ズーラポートの殺し屋
呪文(7)
3 謎の石の儀式
4 集合した中隊
土地(24)
3 森
1 島
1 平地
1 沼
3 コイロスの洞窟
4 進化する未開地
4 ラノワールの荒原
3 ウェストヴェイルの修道院
4 ヤヴィマヤの沿岸
サイドボード(15)
1 悟った苦行者
4 現実を砕く者
4 森の代言者
3 否認
1 究極の価格
2 精神背信

0 件のコメント:

コメントを投稿