2016年6月30日木曜日

【翻訳】Daily Digest: Bant Spirits/バントスピリット(スタン)

飛行マシマシ




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オーケー、全部教えてやる。Craigはここ数年俺がアホみたい
にIQで出ていたコネチカットのジモティーだ。彼は強く、いつもいい対戦をさせてもらっていた。彼は強いだけでなく、一ひねり加えたデッキを回すヤツだった。「地下墓地の選別者」と「風番いのロック」を同じデッキに入れるヤツは初めて見た。

そしてピッツバーグで彼にあった時、何を回しているのか見る事ができた。彼は相変わらずだった。Craigはバントカンパニーに青赤飛行や青白飛行の要素を組み込んだようなデッキを使っていた。
典型的な緑のクリーチャーに「鎖鳴らし」と「次元潜入者」を加えたものだ。

「鎖鳴らし」は「往時の主教」と合わせる事でデッキにスピリットというテーマを加えるとともにアドバンテージ源となる。「薄暮見の徴募兵」と「集合した中隊」じゃ足りなかったようだ。
「跳ねる混成体」によってバントカンパニーは瞬速デッキという側面が加わるものの、今日日3/3はあまり強くない。
飛行生物がいればブロッカーが怖くなくなる。

「空中生成エルドラージ」は飛行クリーチャーの水増しだけではない。「現実を砕くもの」を唱えるための無色マナを末裔が出してくれる。
相手が飛行生物に対応するか、ライフレースを挑んでくるか、どちらのプランもこのカードに砕かれる。5マナの速攻持ちはライフレースを優位に運ぶだけでなくコントロールデッキにも強い。
「集合した中隊」では出せないが、それでも飛行クリーチャーによる攻撃を強力にサポートしてくれる。

デッキの残りはバントカンパニーと変わるものではない。「森の代言者」に「薄暮見の徴募兵」と「反射魔導士」に「変位エルドラージ」だ。
これらのカードはロングゲームを戦うためのカードだが、つまりCraigはより短期勝負を狙ったデッキを作ったと言える。

戦略を少しずらした事で緑白トークンに有利になったんじゃないかと思う。
「森の代言者」も「ゼンディカーの代弁者、ニッサ」もアグレッシブな飛行生物に弱い。
しかしアグレッシブだからといってアド源(往時の主教など)の存在によりコントロールデッキに必ずしも弱い訳ではない。

このデッキを使う最大の利点は相手がバントカンパニーだと思い込んだところで飛行持ちのスピリットを展開できるという事だ。
よく知られたデッキに一ひねり加えたものは下手なローグデッキを使うより相手を混乱させる。
相手が変なカード使ってるなー、と油断させたところでさっさと畳みかけてしまえ。

バントカンパニー
Craig Rocco
GPピッツバーグ-26位

クリーチャー(29)
2 往時の主教
2 次元潜入者
3 薄暮見の徴募兵
2 変位エルドラージ
4 空中生成エルドラージ
4 鎖鳴らし
4 現実を砕くもの
4 反射魔導士
4 森の代言者

呪文(6)
3 集合した中隊
3 石の宣告

土地(25)
4 森
1 島
2 平地
1 荒地
1 梢の眺望
1 コイロスの洞窟
4 進化する未開地
1 ラノワールの荒原
2 伐採地の滝
4 大草原の川
4 ヤヴィマヤの沿岸

サイドボード(15)
1 薄暮見の徴募兵
3 ラムホルトの平和主義者
2 不屈の追跡者
1 集合した中隊
3 ドロモカの命令
1 オジュタイの命令
2 大天使アヴァシン
2 巨森の予見者、ニッサ



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