2016年6月21日火曜日

【翻訳】Daily Digest: Break Out Your Dice/アブザントークン(モダン)

0/1の苗木もソリンがいれば1/1絆魂



原文はこちら

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スタンダードで活躍したデッキについて、人々はモダンに移植しようとする。

このデッキはISD-RTR期で「スフィンクスの啓示」の強さが発見されるまで主力であったアブザントークンのようである。
このモダンバージョンは速やかにトークンを展開してアンセムで強化する。このデッキの弱点であるマナクリーチャーは序盤の目的(プレインズウォーカーの展開)を達成した後は戦闘要員になる。

俺は「無形の美徳」が入ってない事に驚いた。
このカードはマナクリーチャーを強化しないが、3ターン目の「未練ある魂」から4ターン目にフラッシュバックと「無形の美徳」で綺麗に回る。
このようなシナジーで出来たデッキは少なくともメインボードに除去はあまりいらない。

もう一つ気になっているのはマナベースだ。
生物は全てマナ安定に貢献するが、「ゼンディカーの代弁者、ニッサ」と「幽体の行列」を唱えるのは厳しい、「ガヴォニーの居住区」を4積みだと特にきつい。
安定した運用をするには「幽霊街」が少し悠長だ。
「風立ての高地」も強力だが1ターン目に使える緑マナ源にしたい。フェッチランドか、「地平線の梢」か「剃刀境の茂み」なんかはどうだろうか。
「樹木茂る砦」も「ゼンディカーの代弁者、ニッサ」と「幽体の行列」を無理なく唱えるために採用したい。フェッチを入れ過ぎるとアグレッシブなデッキが厳しいので1枚はハイブリッドランドにした方が安心材料になるだろう。

俺ほどサイドボードをピン挿しにしたい人間はあまりいない。このデッキのサイドボードはまだいろいろ検討の余地がある(「墓掘りの檻」はこのままでいい)。
アンフェアデッキに対抗するための手札破壊が少ない気がするが、モダンのメタゲームに完璧に対応するのはなかなか難しい。
メインデッキはよくできているので、試すのであればサイドボードは色々試してみてほしい。

アブザントークン
1STTURNNEGATOR

クリーチャー(10)
2 アヴァシンの巡礼者
4 極楽鳥
4 貴族の教主

プレインズウォーカー(7)
1 遍歴の騎士、エルズペス
4 ゼンディカーの代弁者、ニッサ
2 真面目な訪問者、ソリン

呪文(18)
2 四肢切断
4 流刑への道
4 急報
4 未練ある魂
4 幽体の行列

土地(25)
2 森
2 平地
4 ガヴォニーの居住区
1 幽霊街
1 神無き祭殿
1 地平線の梢
1 草むした墓
2 寺院の庭
4 新緑の地下墓地
3 風立ての高地
4 吹きさらしの荒野

サイドボード(15)
2 墓掘りの檻
2 ブレンタンの炉の世話人
1 オルゾフの司教
1 再利用の賢者
1 罪の収集者
1 安らかなる眠り
2 石のような静寂
1 崇拝
1 弁論の幻霊
1 はらわた撃ち
1 静寂の守り手、リンヴァーラ
1 強迫

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