2016年6月22日水曜日

【翻訳】Daily Digest: Esp-Zur/エスパーズアー(モダン)

EDHだけじゃない!




原文はこちら

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これはエスパーズアーと呼べばいいのか?

「結界師ズアー」は常に楽しいカードで、何年もの間このカードを主軸としたデッキが構築され、EDHのジェネラルにも多用された。
モダン目線だと、サイズは申し分ない。「突然の衰微」も「稲妻」も効かない。
それにライブラリーからエンチャントをサーチするのは脅威だ。

ここにズアーを上手く使ったデッキがある。
「拘留の宝球」で複数のパーマネントに対処できるだけで充分強そう。
加えて「広がりゆく海」も使えるのでマナ拘束しつつカードアドバンテージを稼いだり、「怒り狂う山峡」や「墨蛾の生息地」といったクリーチャー土地にも対処できる。

そして二つシルバーバレットがある。「亡霊の牢獄」と「神格の鋼」だ。
「亡霊の牢獄」は速攻デッキ相手には超重要だ。
このデッキはズアーでアドバンテージを稼ぐというよりも速やかに殴り切る事を目指している。したがって序盤の時間稼ぎは大事なのだ。
一度準備が整えばゴールは目前。

「神格の鋼」はゲームを早く終わらせたい場合は最初にサーチすべきカードだ。
ズアーを3/6絆魂アンブロは相手の行動を著しく阻害する。
もちろん、「聖トラフトの霊」に貼れば4点ゲインつきの8点クロックになる。

覚えておいていただきたいが、ズアーの能力が解決すると「神格の鋼」は対象を取る事なく直ちにエンチャントされる。したがって誘発の解決時には対戦相手が対応するチャンスはない。
当然、サーチしている間に相手が感づいても手遅れだ。

デッキの残りは典型的なアグロコントロールらしく軽量の手札破壊、除去、あの「ヴリンの神童、ジェイス」に「未練ある魂」、それと前述の「聖トラフトの霊」だ。
フラッシュバックする呪文があまり多くないのでジェイスは微妙だが、相手のコンバットを1回邪魔しながら不要なエンチャントをルーターで捨てられるのなら充分強い。

最後に「結界師ズアー」はモダンの強力なサイドボードにアクセスさせてくれる。
2ゲーム目、3ゲーム目にズアーが「安らかなる眠り」や「石のような静寂」を探してくれるので過剰に積み込む必要性が薄まる。
したがってサイドボードの選択肢が増え、モダンの多様なメタゲームに対応しやすくなっている。

ズアーについて我々はまだまだ研究不足だったようだ。
まだできる事があるじゃないか。

クリーチャー(12)
4 聖トラフトの霊
4 ヴリンの神童、ジェイス
4 結界師ズアー

呪文(24)
3 拘留の宝球
1 亡霊の牢獄
2 広がりゆく海
1 神格の鋼
2 否認
4 流刑への道
4 コジレックの審問
4 未練ある魂
3 思考囲い

土地(24)
2 島
1 平地
1 沼
3 忍び寄るタール坑
2 闇滑りの岸
2 溢れかえる岸辺
2 神無き祭殿
1 神聖なる泉
3 湿地の干潟
4 汚染された三角州
1 涙の川
1 湿った墓
1 永岩城

サイドボード(15)
2 仕組まれた爆薬
3 神聖の力戦
2 安らかなる眠り
1 神格の鋼
3 石のような静寂
1 魂の裏切りの夜
3 機を見た援軍

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