2016年6月16日木曜日

【翻訳】Daily Digest: Like A Rhinostone Cowboy/アブザンブリンク(モダン)

悪夢、再び



原文はこちら

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「包囲サイ」が皆のライフを吸いながらスタンダードを走り回っていたあの頃からまだ日は浅い。
無事なヤツなんていなかった。慈悲なんてなかった。
何がイライラするかって、ヤツがどこにでもいたって事だ。

1枚目の「包囲サイ」はそこまででもない。トーナメントで勝ち上がりたかったら、一度くらいは目にするだろう。

2枚目の「包囲サイ」は少しきつい。次のドローに回答がないとゲームはほぼほぼ終わりだろう。だが、お前が少し慎重で幸運なら生き残れるかもしれない。まだいける。

3枚目のサイは凶器だ。お前にできる事と言えば相手がデッキに6枚入れてるんじゃないかと邪推する事くらい。勇敢に立ち向かってもいいが、その戦場に希望はない。

そして4枚目のサイ。その時にはこう言うしかない。「これは夢・・・・・・夢に違いない」

まあ、このデッキには11枚のサイが入っている。「永遠の証人」もカウントするなら13枚。
こんな数のサイに殺到されたら相手に打開策を図る時間はない。
もはや攻撃する必要すらない。サイの後ろで(物理的にではないぞ、サイのおならはヤバいらしいからな)毎ターン3点ドレインしていればいい。
いや、実際は攻撃するだろうけれども、もはや攻撃しないでも勝てるという事は知っておいていい。

もし、不幸にも戦場に「包囲サイ」がいないのなら、他のクリーチャー、「前兆の壁」から「永遠の証人」に「台所の嫌がらせ屋」に加え「スラーグ牙」をブリンクしていればいい。
「奇妙な幕間」が手札にあればどれをブリンクするかも考えないで良い。どうせ全部ブリンクするから。

デッキの隠れたヒーローは「復活の声」、もっと入れればいいのに。
コイツがいるとこのデッキに正面から向き合う(自分のターンで行動する)かエレメンタルトークンと戦う羽目になる。

マナカーブを見たところ、「霊気の薬瓶」より「貴族の教主」がいいのではないかと思う。
サイドボードにコンボ対策のハンデスが少ないように見える。フェアなメタゲームを前提にしているようだ。いずれにしろアブザンカラーであればモダンで必要な対策は大体採用できるだろう。

まあ、「包囲サイ」がいれば間違いは起きないさ。

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Ryan Potter
SCGIQ/7位

クリーチャー(28)
4 極楽鳥
2 永遠の証人
4 台所の嫌がらせ屋
4 修復の天使
4 包囲サイ
1 石角の高官
2 スラーグ牙
2 復活の声
4 前兆の壁
1 白たてがみのライオン

呪文(11)
4 霊気の薬瓶
3 奇妙な幕間
4 流刑への道

土地(21)
2 森
1 平地
1 沼
1 神無き祭殿
1 風切る泥沼
2 湿地の干潟
2 草むした墓
1 剃刀境の茂み
1 乱脈な気孔
2 寺院の庭
3 新緑の地下墓地

サイドボード(15)
1 仕組まれた爆薬
2 エイヴンの思考検閲者
1 女王スズメバチ
1 オルゾフの司教
2 罪の収集者
2 安らかなる眠り
1 石のような静寂
1 ゴルガリの魔除け
1 先頭に立つ者、アナフェンザ
1 戦争の報い、禍汰奇
1 シルヴォクののけ者、メリーラ
1 忍び寄る腐食

6月18日はHMOです
7月9日はTTTです。

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