2016年6月1日水曜日

【翻訳】Daily Digest: Picture Perfect/青赤飛行(スタン)

齋藤友晴って4積みのデッキが多くて解りやすいですよね。


2つのGP、2つの刺激的なデッキ。昨日、俺はGPマンチェスターからMartin Mullerの青単プリズムの指輪を紹介したが、今日は齋藤友晴がGPミネアポリスでトップ32に入った刺激的な青赤デッキだ。

デッキを何らかの形で括りたいところだが、「天空のアジサシ」をこんなに採用したデッキが結果を残したのは聞いた事がない。
12枚!?そんなにあるとは知らなかった。ギネス呼んで登録してもらおうぜ。

言うなれば、カウンターバーンだろうか。バーン要素もカウンター要素も少ないが、青赤の伝統的なテンポデッキのようなもので、瞬唱クリーチャーかカウンターを構える事で常に選択肢を多く持てる。
相手がヤバいものを唱えるならカウンター、何もしないなら展開して次のターンから殴り始めればいい。

「熱線の幻視」はミッドレンジやコントロール相手に強烈に刺さる。相手は手札の使い道に悩み続けるからだ。
このカードの良さは相手が負ける時は手札が溢れかえっている事だ。
相手をイライラさせ、こちらは気持ちよくサイド後に移る事ができる。気持ちってマジックのトーナメントですごく大事なのだ。

「黄金夜の懲罰者」と「極上の炎技」は高打点だ。
カウンターが尽きて相手が展開し始めたタイミングでさっさと相手のライフを削りきるのだ。

少し考えてみよう。「蒸気の精」で少し攻撃したが、相手はこちらがコモンでプチプチ殴っているだけだと油断している。
相手は呪文をプレイして、初めて解決する。そしたら安堵するだろう。
だが、そこで「極上の炎技」だ。
そして「熱線の幻視」の効果で相手のライフは8。
相手は着々と盤面を整えるがそこで瞬速の「ドレイクの使い魔」、そして自分のターンに「黄金夜の懲罰者」、終わりだ。

相手は盤面を見ながら「あと1ターンあれば!こんなに手札余ってるのに!そっちは手札使い切ってるのに!」とでも言い訳するだろう。

サイドボードは代わりの除去や追加のカウンターだ。
生物の多いデッキには追加の除去を積んで、「ゴブリンの闇住まい」が「黄金夜の懲罰者」の代わりに入るだろう。「黄金夜の懲罰者」のデメリット能力は生物デッキ相手には痛すぎる。

相手はタダ強のカードを連打してきて嫌になるかもしれない。しかし、正しくプレイすればギデオンの世界でも、「霊糸の幻」でも勝てるのだ。
ただ、それこそマジックじゃないのかな?
シールドデッキで神話レアの塊を破ってみないか?

クリーチャー(12)
4 次元潜入者
4 黄金夜の懲罰者
4 鎖鳴らし
4 層雲の踊り手

呪文(20)
4 熱線の幻視
4 意思の激突
4 焦熱の衝動
4 呪文萎れ
4 極上の炎技

土地(24)
7 島
8 山
4 シヴの浅瀬
4 さまよう噴気孔

サイドボード(15)
4 ゴブリンの闇住まい
4 否認
4 焙り焼き
3 大地の断裂

次回TTTは6月4日です。
次回HMOは未定です。


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