2016年9月8日木曜日

【翻訳】Daily Digest: So I Like The Card, Okay?/青赤歓楽者(モダン)

またまた騒乱の歓楽者



原文はこちら

ストームと「騒乱の歓楽者」のハイブリッドは依然紹介したが、今回はまた一味違う「騒乱の歓楽者」デッキを見つけた。

知ってる知ってる。このデッキはバーンスペルにカウンターにキャントリップといかにも「騒乱の歓楽者」を利用したいかにもなデッキだ。じゃあ、何がこのデッキをスペシャルなものにしているのか?

だが、このデッキのすごさは『不採用のカード』にあるんだ。もう一回見てみ?(Daily Digestを読む人の大半はまずデッキリストを見るだろ?だからもう一回見てみな)
アレがない事に気づかないか?「瞬唱の魔導士」じゃないさ4枚入ってるじゃないか。むしろ8枚プレイしたいくらいだし。
よーく見ると入っていないんだよ、「秘密を掘り下げる者」が。

「騒乱の歓楽者」も「秘密を掘り下げる者」もスペルとの相性が素晴らしいのだが何で入っていないのか。
それはこのデッキがアグレッシブに攻めるものではないからだ。
もっと計算高く、コントロール気味のデッキなんだ。
「稲妻」に「マナ漏出」ね。徐々に相手の打つ手がなくなってきたところで、デデドン!「騒乱の歓楽者」だ。

「騒乱の歓楽者」は実質「祖先の幻視」だ。

ゲームプランが変わるので「蒸気の絡みつき」の枚数が減っているし「差し戻し」ではなく「マナ漏出」になっている。
土地も多めになってくるし、20枚も入っていれば1枚か2枚は「さまよう噴気孔」でよさそうだ。通常のデルバーには入らないが。

「氷の中の存在」も強力な攻め手で攻守交替してからゲームを終わらせるのが早い。
さらに「野生のナカティル」や「メムナイト」に対するブロッカーにもなる。

1点気になるのは「ギタクシア派の調査」の採用枚数。受け身のデッキにとってライフも大事だが、情報もまた大事だ。
「氷の中の存在」で攻めていいのか?生物を出すかカウンターを構えるか?俺はビート側なのかコントロール側なのか?
こういった疑問は相手のハンドを見れば多くは解決する。
これもまた可能なら8枚プレイしたいカードだ。

「騒乱の歓楽者」がぴったり入るデッキはまだ確定していない上に、今回のリストの考え方は非常に参考になる。
「騒乱の歓楽者」によるアドバンテージを最も得ているデッキと言えるだろう。
さらに近々刷られる「尖塔断の運河」(カラデシュの対抗色傷跡ランド)が加わればこの手の青赤デッキが真っ先に恩恵を受ける。

青赤歓楽者


クリーチャー(12)
4 騒乱の歓楽者
4 瞬唱の魔導士
4 氷の中の存在

呪文(28)
1 噴出の稲妻
1 イゼットの魔除け
4 稲妻
4 マナ漏出
2 差し戻し
2 呪文嵌め
4 思考掃き
2 蒸気の絡みつき
1 二股の稲妻
3 ギタクシア派の徴さ
4 血清の幻視

土地(20)
3 島
1 山
1 僻地の灯台
2 溢れかえる岸辺
4 汚染された三角州
4 沸騰する小湖
3 蒸気孔
2 断崖の滝

サイドボード(15)
2 ドラゴンの爪
1 仕組まれた爆薬
3 血染めの月
1 払拭
2 否認
1 突然のショック
1 ピア・ナラーとキラン・ナラー
1 ヴェンディリオン三人衆
2 神々の憤怒
1 破壊放題

9月17日はTTTです。

個人主催者の皆さま、こちらの告知掲示板に告知していただけると幸いです。
情報が集まる程、宣伝力の高い掲示板になります。
MTG告知用掲示板

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