2015年2月3日火曜日

【経営学から考えるmtg】スタック・イン・ザ・ミドル

DNに2年くらい前に書いた事がある話の簡単な焼き直しです。


スタック・イン・ザ・ミドルというのはおかたい言い方をすると


「コストリーダーシップ」と「差別化戦略」を同時に追い求めた結果中途半端な状態になっている事


です。




コストリーダーシップとはコストで勝とうとする戦略、ようは市場に安い物を提供して皆に買ってもらおうとする戦略です。薄利多売って言葉の方がなじみがいいでしょうか。


差別化戦略は他社とは異なる物を提供して勝とうとする戦略です。




なんとなく解るかと思いますが、この二つの戦略は相反する性質を持っています。
トレードオフの関係にあるなんて言いますが。


差別化しようとすると単純にコストがかかります。他の製品にない、新しい機能をつけようとするのですから。
対して価格を下げようとするといかにコストをかけないかという話になるわけです。


故に安くて差別化された商品を出そうってのは無理があります。
おそらく出来上がる商品は中途半端なものになるでしょう。
または差別化された商品はコストがかかる割に安く売ってしまうといくら売っても儲からないという事態に陥ります。




これと何がつながるかって、mtgのデッキを作る時もこの考え方が活きてきます。


この理論をmtgに落とし込むと
「尖ったデッキを作った方がいい」
という理屈になります。


60枚、サイドボード入れても75枚の中で欲張って色々な要素を詰め込むと中途半端になって、結果勝てなくなったりするものです。
簡単に言うとウィニーデッキが全体除去を入れると訳わかんないデッキになりますよって話。




何か普通の話をしてしまいましたね。


私自身尖ったデッキを作るのが苦手なもんで、時々この話を思い出して戒めているような、そうでもないような。

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