2016年3月23日水曜日

【翻訳】Daily Digest:100,000

私個人がそこまでレガシーやらないのですがレガシーのデッキ眺めるのは大好きでして。

Ross Merriamの文章は訳しにくいなって個人的に思ってますが気力が続く限りやってみようと思います。
この人の翻訳は特に自信ないので指摘があると嬉しいです。

原文はこちら

直訳、意訳のポリシーはなく、適度に省略しております。ご了承ください。

100,000

時々感じるのだが、レガシーの多様性はマジックのコミュニティによって広がったのではないだろうか。きちんと数えるまでもなく50から100種類のアーキタイプが存在するものの、その大半は奇跡、エルドラージ、ストーム、デルバー等には敵わない。

しかしこのデッキを初めて見た時、他の上位8位と比べても戦えそうだと思った。他の7つのデッキは優秀で、戦えるアーキタイプであったものの、それでも勝つ事ができた。これはTier1ではないがこのデッキにおける「偽りの治療」「カヴーの捕食者」のパワーを見たら可能性を感じる。

「スカイシュラウドの切断獣」、「激励」と「恭しき沈黙」は3~6点のライフをタダで対戦相手から奪うことができる。これらはコストがかからないので引き次第では早い段階で「偽りの治療」から10点以上のダメージをたたき出す。切断獣と「激励」はアグレッシブなゲームプランを促進し、デッキの残りは高い打点を出せるように構築されている。

仮にパワーが足りなくとも「カヴーの捕食者」がいる時にライフゲインが何をもたらすか考えてみよう。「偽りの治療」は置換効果ではなく、誘発型能力であるため、フリースペルを唱えると「カヴーの捕食者」の能力もまた誘発する。これは「激励」をコストのかからない「樫の力」にした上で3/7は+1/+1カウンターとして残る。捕食者は「偽りの治療」がなくてもフリースペルを活かしてくれるため引きが完璧でなくとも手札が腐ることはあまりないだろう。

「偽りの治療」に目を奪われがちだが、「カヴーの捕食者」がこのデッキにおいて最も重要に見える。「緑の太陽の頂点」は追加の捕食者を引っ張ってくる他、巨大な捕食者を大半の除去から守る「森を護る者」を探す事もできる。デッキの残りは追加の攻撃手段である「死儀礼のシャーマン」、デッキを掘り進める「闇の腹心」、「偽りの両方」と「カヴーの捕食者」と綺麗にかみ合う「剣を鋤に」といったアブザンミッドレンジにありがちな構成である。

私が考えている修正はデッキのシナジーをより強くするために「師範の占い独楽」を1枚「穢れた療法」にする事であるが、「穢れた療法」は「偽りの治療」の代わりにはならない。療法は置換効果であるため「カヴーの捕食者」と「偽りの治療」の能力を殺してしまう上に、複数入れようにも複数枚貼る意味がない。

サイドボードはミッドレンジらしい回答やヘイトベアークリーチャーである。このデッキは早いコンボに弱そうなので私としては強迫のようなハンデスが何枚か欲しい。「恭しき沈黙」と「突然の衰微」があるので「自然の要求」と「クローサの掌握」は不要に思える。

エルドラージが各フォーマットを席巻している中、誰かが面白いデッキで奴らを征服するのは新鮮である。このデッキは荒涼とした世界における希望である。

大きなトランプル持ちをタップして「10てーん」なんて殴りに行くのはとても楽しそうである。
レガシーは時々本当にすごい。


アブザン偽りの治療

クリーチャー(18)
4 闇の腹心
4 死儀礼のシャーマン
4 カヴーの捕食者
4 スカイシュラウドの切断獣
1 森を護る者
1 ドライアドの東屋

呪文(23)
1 師範の占い独楽
4 偽りの治療
4 激励
4 剣を鋤に
4 緑の太陽の頂点
2 恭しき沈黙
4 思考囲い

土地(19)
1 森
2 沼
4 Bayou
3 湿地の干潟
1 Savannah
2 Scrubland
4 新緑の地下墓地
1 Karakas
1 ヨーグモスの墳墓、アーボーグ

サイドボード(15)
1 真髄の針
2 エーテル宣誓会の法学者
1 仕組まれた疫病
2 安らかなる眠り
1 迷宮の霊魂
2 突然の衰微
2 ゴルガリの魔除け
1 クローサの掌握
1 自然の要求
1 強迫
1 名誉回復

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