【翻訳】Daily Digest: Prismatic Shifts/オーメンヴァラクート

数日ぶりですね。

先週土曜日はHMOやったり私個人は日曜日にボドゲ会に参加したりと、なかなか充実しておりました。

さて、今週もDaily Digestの翻訳作業だけはやっていこうと思います。

原文はこちら。

Daily Digest: Prismatic Shifts

Daryl Ayersはもっと評価されるべきマジシャン（マジックプレーヤーって意味だろうけど）だ。彼の「風景の変容」への理解の深さと多様なレガシーのアーキタイプがいかにマジックで成功するのが困難かを示しているが、彼の費やした時間と努力はSCG Modern Classicで実を結んだ。

最初にお伝えしたいのはこのデッキがいかに調整されたように見えるか、これは間違いなくこのアーキタイプを熟知した者の仕事だろう。二つ目は「虹色の前兆」に限らず「白日の下に」や「深遠の覗き見」を「風景の変容」デッキに採用するのは当たり前になりつつあるという事だ。

Darylは双子禁止後のメタゲームにおいて「マニュアルモード」を採用した。土地を多めに投入し、「溶鉄の尖峰、ヴァラクート」を4枚採用した事で、この「風景の変容」デッキはシンプルに土地をプレイしていればダメージを与えられる、仮に「風景の変容」が見つからなかったり、妨害されても。

さらに、「虹色の前兆」はプロセスを早める事ができる。4マナのソーサリーを解決させるのは困難な場合があるが、2マナのエンチャントならそうでもないだろう、特に最近は「呪文嵌め」の採用が減っている。「虹色の前兆」とヴァラクートが戦場にあれば対戦相手を倒すのなんて造作もない、特にフェッチランドを使えば。

Ayersのサイドボードは解禁された「祖先の幻視」を上手に使える。BG系による手札破壊や除去はかつて厳しかったが待機呪文でいくばくかやりやすくなるだろう。そしてこのソーサリーは私の好きな「ムル・ダヤの巫女」によって補完される。

Darylは親和や感染のような高速デッキは厳しい時もあるがこれが「突然のショック」採用の背景である。特に感染が相手の場合刹那持ちの除去は1対複数交換できる素晴らしいカードで水面下で狙われているコンボから身を守る手段である。

Scapeshift

クリーチャー（4）
4 桜族の長老
呪文(30)
4 虹色の前兆
4 謎めいた命令
4 稲妻
4 差し戻し
4 探検
2 遥か見
4 風景の変容
4 血清の幻視
土地(26)
1 森
3 島
1 山
1 繁殖池
4 溢れかえる果樹園
4 霧深い雨林
4 蒸気孔
4 踏み鳴らされる地
4 溶鉄の尖峰、ヴァラクート
サイドボード(15)
3 強情なベイロス
1 ムル・ダヤの巫女
2 払拭
2 自然の要求
2 突然のショック
3 祖先の幻視
2 粉砕の嵐