2016年4月21日木曜日

【翻訳】Daily Digest: We Are Harbinger

ナヒリファン必見かもしれない、ナヒリ4積みのデッキですよ。

私は私の嫁ニッサの採用に興奮していますがね。

原文はこちら


この前の週末はバントカンパニーが制したようだが、新しいデッキを考える余地はまだ残っている。バントカンパニーが先行したというだけで、我々は追いつき、追い越さないといけないのだ。

第一印象は大変異デッキで、強力で柔軟な緑のクリーチャーによりアドバンテージを稼ぎ、除去で道を開けるデッキであった。「ドロモカの命令」と「石の宣告」はこの環境で飽きるほど見た優良除去で当然入っている。そして言うまでもなく「大天使アヴァシン」はこのアーキタイプにぴったりだろう。

緑白のアグレッシブなミッドレンジは大変異の流れをくんでおりこのフォーマットで良く見かける。しかし、このデッキは「先駆ける者、ナヒリ」と「ゼンディカーの代弁者、ニッサ」という2つの強力なプレインズウォーカーが補足している。

ナヒリはデッキの要で赤を足す理由である。このカードは能力が記憶に残りにくいものだったためスポイラーシーズンはあまり注目されていなかった。このプレインズウォーカーは耐久力が高く、土地を引き込み、マナフラッドを防ぎ(土地を捨て)、生物を除去し、「絹包み」等から生物を救出し、「死霧の猛禽」を墓地に置く事ができる。

ナヒリは着地後、忠誠度が6になるため戦闘で倒すのは困難で、+2能力を繰り返しながら盤面を築き上げればさらに難しくなる。相手がナヒリに手をこまねいているならばアヴァシンをちらつかせる事で相手をさらに悩ませることができるだろう。

ゲームを終わらせるような能力はないがナヒリはきちんと時間を稼ぎ、大変異デッキは地上を固めてからが強い。奥義を使いたくなったら「保護者、リンヴァーラ」と「龍王アタルカ」を出せばいい。両方とも出た時に仕事をするし、手札に戻ってからまた唱えてもいい。

連続してアタルカの能力が誘発すると相手の盤面は崩壊するし、相手が立て直す前にゲームが終わるだろう。他方、リンヴァーラは盤面を維持し、ライフに余裕を持たせてくれるのでゲームの終盤に備える事ができる。

デッキ内のもう1枚のプレインズウォーカー、「ゼンディカーの代弁者、ニッサ」は膠着した盤面で素晴らしい働きをする。-2を連続して勝ちに行ってもいいし素直に奥義を目指してもいい。苗木トークンは地上をしっかり固めてくれるのでプレインズウォーカーを守り、ライフを守るのでデッキの目指す方向性と一致する。ニッサはぴったりだ。

「ラムホルトの平和主義者」は一見奇妙なカードに見えるが、よく考えてみると重要な役割がある。「ゼンディカーの代弁者、ニッサ」や「ドロモカの命令」があるのでパワーを4にする方法は充分あるし、2マナ3/3は環境に多い2/3や2/1に対抗できる。そしてこのカードがあると相手の動きが鈍い時に積極的に攻め込めるようになる。無難に「搭載歩行機械」を採用したくなるかもしれないが、私は狼男を推す。

変更したいのは「ウルヴェンワルド横断」だ。3色デッキは色安定カードを使うべきだが、このデッキが昂揚を達成できるとは思えない。同じ用途なら「ニッサの誓い」にしたい。これならこのデッキで最も唱えにくい2枚、「先駆ける者、ナヒリ」と「ゼンディカーの代弁者、ニッサ」を唱えやすくなる。

このデッキは衝撃的とは言えないが、よくできているし、もっと評価されるべきナヒリを強く使っている。Jacobの結果はこのデッキならバントカンパニーを倒せるかもしれないと信じさせてくれる。何故なら彼はトーナメントで何度もバントカンパニーとやりあったと思われるからだ。

今度の週末にプロツアーがあるが、ナヒリが過小評価される時代が終わるかもしれない。

クリーチャー(19)
4 死霧の猛禽
3 棲み家の防御者
3 ラムホルトの平和主義者
4 森の代言者
2 大天使アヴァシン
1 龍王アタルカ
1 保護者、リンヴァーラ
1 巨森の予見者、ニッサ
プレインズウォーカー(7)
4 先駆ける者、ナヒリ
3 ゼンディカーの代弁者、ニッサ
呪文(9)
4 ドロモカの命令
3 石の宣告
2 ウルヴェンワルド横断
土地(25)
6 森
1 山
2 平地
4 梢の眺望
2 燃えがらの林間地
4 進化する未開地
1 武装した村
1 獲物道
4 鋭い突端
サイドボード(15)
1 棲み家の防御者
2 不屈の追随者
2 翼切り
1 龍王ドロモカ
1 巨森の予見者、ニッサ
3 狩猟の統率者、スーラク
2 アヴァシンの裁き
3 光輝の炎

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