2016年4月2日土曜日

【翻訳】Financial Predictions for Shadows over Innistrad

ウェスコー氏、ほぼ全部のレアを検討しやがった・・・

翻訳始めて後悔したヤツです。
間違いがあったらごめんなさい。
眠かったんで許してください。

むしろ訳している間に私自身がレアを概ね理解した。

注意点として、記事を書いたウェスコー氏は白厨なので評価に偏りがあるかもしれません。
この点は予備知識として知っておきましょう。

原文はこちら


本日、私はどのカードを今使うべきか、どのカードを取っておくべきか、どのカードを売るべきか、そしてどのカードをさっさと焼却すべきかをお伝えしようと思う。この手の記事を書いたあとコメントをいただくので今回は全ての神話レアとレアを網羅する事にした。

話題の神話レアから始めり、次にそうでもない神話レア、全てのレア、最後にまとめ(←体力の限界のため省略)を記載しようと思う。

話題の神話レア

・大天使アヴァシン
「大天使アヴァシン」はこのセットの看板でとにかくもてはやされている。彼女は持ち上げられ過ぎなのだろうか?私は彼女はスタンダードに最もインパクトを与えるカードを評したが、彼女はどのようなデッキに入れるのが最適なのだろうか?セットで最初に最高値をつけたカードがさらに値上がりする事はあまりないが、最初の週でやらかしたら青天井だろう。その時は「ヴリンの神童、ジェイス」の値段も見ておくように。

・アーリン・コード
強そうな狼、狼男がたくさんあり、狼トークンとシナジーさせる事は可能である。裏面の「稲妻」も使い道がある。彼女は使われるだろうが、セットで一番重たいプレインズウォーカー「死の宿敵、ソリン」より上とは思えない。

・先駆ける者、ナヒリ
強いコントロール系のプレインズウォーカーだ。色拘束が厳しいがすぐ奥義にたどり着ける。3ヶ月後、次のセットの発売時にやらかす気がしている。

・秘密の解明者、ジェイス
「先駆ける者、ナヒリ」が本領を発揮するまで3ヶ月(原文に6ヶ月とあるがおそらく間違い)待たなければならない一方、「秘密の解明者、ジェイス」は6ヶ月かかるだろう。「灯火の再覚醒、オブ・ニクシリス」が存在するために「秘密の解明者、ジェイス」である必要はないのもあるが、本当の理由は「束縛なきテレパス、ジェイス」と同時に戦場に出せないからだ。「戦乱のゼンディカー」がスタンダード落ちしてからこの青いプレインズウォーカーの秘密が解明され始めるだろう。

・戦争に向かう者、オリヴィア
彼女は吸血鬼を使う理由になり、ドラゴンとも相性がいい。吸血鬼はその気になれば簡単につぶせるので彼女の値段は当分は上がらないだろう。

・死の宿敵、ソリン
これが値上がりしなかったら驚く。ミッドレンジの対戦を支配するし、アグロ相手でもライフを取り戻せるし、「衰滅」と「苦渋の破棄」と同じ色なのだから。

・ギトラグの怪物
「ギトラグの怪物」は下の環境で見る事になるだろう、そしてAli Aintraziはスタンダードで使おうとしているようだ。私は使い道を思いつかない、「反射魔道士」、「苦渋の破棄」その他の除去が溢れかえっている。

・優雅な鷺、シガルダ
使われる可能性はあるが、用途が狭いし5マナは「大天使アヴァシン」と被る。値上がりはないだろう。


そうでもない神話レア

・来世の警告
「全知」がある?入れろ!
「全知」がない?いらん。

・罪人への急襲
罪人どもは後悔する!遅いが強い。ウィニー、「死霧の猛禽」、龍王にエルドラージを追放する。墓地が肥えてれば天使がついてくる。6マナで「死の宿敵、ソリン」と競合するが、買う。

・ゲラルフの傑作
墓地肥やし、昂揚とかみ合い5マナは妥当だ。「世界を壊す者」で止まらないし、「炎呼び、チャンドラ」や「コジレックの帰還」で死なない。

・黄金夜の懲罰者
「永遠の見守り」か「包囲の塔、ドラン」と組み合わせるといい。さもなくばお前のライフが持っていかれる。売れ。

・精神壊しの悪魔
神話の悪魔は得てしてやばいが、昂揚はスタンダードで達成するのは難しく、「精神壊しの悪魔」は昂揚達成に使える。アドバンテージに変えられるデメリット持ちでコスト以上の飛行持ち、おめでとう、君の勝ちだ。

・過ぎ去った季節
天の下においてどのカードにも用途がある。このカードの用途はミッドレンジ、コントロールのミラーを打開する事だ。私は売るが、1,2枚は緑のサイドボードに入るだろう。

・驚恐の目覚め
このカードをプレイするというのはあなたが夜中にトイレに行きながら見る夢のようなものだ。目覚めたら気づくよ、そんな上手くいかない。

・ウルヴェンワルトのハイドラ
「破滅の伝導者」の代わりにエルドラージランプに入るかもしれないが、私はあまり評価していない。

・悪魔の棲家の狼
この絵は以下のテキストを意味する。
あなたがこのカードを構築に採用する事を検討した時、代わりに燃やす。


レア

・もう一人の自分
EDH用の「クローン」だと思っている。

・永遠の見守り
注目されていないがやばい!このカードは人間、「徴税の大天使」、「龍王オジュタイ」と組み合わせるとやばい!

・救出の天使
この天使は間違いなく救出してくれない。

・苦渋の破棄
これは高めの通常レアの1枚だが、それだけの価値がある。すごく丸いし、「乱脈な気孔」に「死の宿敵、ソリン」とと同じ色なので3点は取り返せる。

・精神病棟の訪問者
赤黒吸血鬼で使えるが、それだけだ。手札が枯れやすいデッキで「闇の腹心」が8枚欲しいなら下の環境でいいかもしれない。あとは8-Rack(「拷問台」デッキの事でしょう)

・アヴァシンの裁き
「悪魔の棲家の狼」よりこっちが神話レアなのではないだろうか。察するに50ドルした「忌むべき者のかがり火」の二の舞を避けたかったのだろう。だからこれが通常レアで燃えた犬が神話なのだろう。今のうちに買っておけ!

・瓶詰め脳
スペル用の「霊気の薬瓶」や「出産の殻」のようなもの。しばらくは注目される。これもかな?まあ、売るんだけど。

・内部着火
「アヴァシンの裁き」のようなものだが1,000倍弱い。「悪魔の棲家の狼」の絵がそう言っていたように、これはカード名が言っている。燃やせ。

・往時の主教
スピリットが来るなら積む。そうでなくても単体で強い。P/Tは妥当だし、Conely Woodsが火曜日に言っていたように「集合した中隊」デッキにぴったり入りそうだ。たかだか0.50ドルなんだから暴騰する余地はある。

・詰まった河口
フォーマットの基本。皆が手に入れたら数百円まで落ちる。

・疑惑の裏付け
これが使える状況はもうオーバーキルだし、大体使えない。

・崩れた墓石
「強迫」と「ウルヴェンエワルド横断」を使うような昂揚デッキにはいい。ただ、これを必要とするデッキは多くないだろう。

・謎の石の儀式
このカードが話題なのはカジュアル目線からじゃないのか?召喚酔いの影響を受ける「大地の知識」はそれでも構築で使えるが、この値段を正当化するものではない。

・死天狗茸の栽培者
「葉光らせ」と「獣呼びの学者」がこの上裸と競合する。大体こっちを採用すると思う。

・石の宣告
この値段は正しい。採用される、いい除去だ。

・悪魔の遊び場
6マナなら他にやる事がある。デビルは小さいし、つまらない。

・戦墓の巨人
数少ないゾンビをプレイする理由の一つ。ゾンビはカジュアル向けだが、ゾンビが弱かったからといってすぐに値下がりしたら驚く。1.5ドルを下回ったら長期的に投資する。

・溺墓の寺院
私は買うよ。生贄にして「世界を壊すもの」を手札に戻して、マナを支払ってこの土地を戦場に戻す。または「ヴリンの神童、ジェイス」で墓地に落としてから戦場に戻す。よくできたカードだ。

・奇妙な幕間
出た時能力、離れた時能力と全体除去を避けるのにいいが、全体除去対策は「大天使アヴァシン」で可能だ。多分、一番強いのは相手のターン終わりに唱えて、アンタップして自分で全体除去を使う動きだろう。対戦相手のクリーチャーを流してエンドステップに自軍が帰ってくる。「霊の通り路」はカジュアル用でも5ドルする。買え。

・神出鬼没な拷問者
いいカードだが、主役にはならない。

・岸の飲み込み
トークンを流すのにいいし、「大草原の川」と「窪み渓谷」と相性がいい。それでも「衰滅」がある環境でわざわざこれが使われるかは疑わしい。

・溺墓での天啓
好きな人はいるだろうが見る事はないだろう。思うにまた青のドローに強くなって欲しいのだろうが、これは違う。

・末永く
「過ぎ去った季節」より全然いい。トーナメントで見るのではないだろうか。これは「掘葬の儀式」以来の衝撃のりアニメイト呪文だ。1ドル以下だが、埋もれているのではないだろうか。

・ファルケンラスの過食者
赤黒吸血鬼にはいいが他に使い道がない。「ヴリンの神童、ジェイス」がいるが、そんなに有用なマッドネス呪文はない。「稲妻の斧」はいいが、1回限りだ。

・熱病の幻視
ターボフォグにすぐ入る。

・炎刃の天使
「悪魔の棲家の狼」と「内部着火」に仲間がいた。使われないレアが燃え盛っている。

・凶兆の廃墟
環境の基本。赤黒吸血鬼に直ちに4枚入る事からまだデッキが定まっていない他の土地より最初は高いかもしれない。

・忘れられた作品
墓地が気になるゾンビやマッドネスデッキときっちり噛み合う。ゾンビが強いなら居場所を見つけるだろう。それでも「戦墓の巨人」のカジュアル人気を超える事はなさそうだ。

・要塞化した村
環境の基本。欲しければ買えばいい。ただ、数週間待てば節約になるよ。

・床下から
強いし、使われるだろう。モダンの白黒トークンにも入るかもしれない。「ヴェールのリリアナ」で捨てる?何かになりそうだ。このサイクルはもっと評価されるべきだと思う。

・獲物道
環境の基本、他と同じ。4月の終わりには3ドルを下回るだろう。

・ガイアー岬の山賊
早く、打点も高く、狼男を支援する。それでもこのアーキタイプは望みが薄い。

・ハンウィアーの民兵隊長
「ゼンディカーの代弁者、ニッサ」、「ゼンディカーの同盟者、ギデオン」、「荒野の確保」と「ウェストヴェイルの修道院」と合わせて緑白トークンで強そうだ。このカラーリングは他にもいい2マナ域があるので過剰に投資するつもりはない。

・嵐の活用
コンボカードに見えるがモダンのストームで使用に耐えるようには見えない。多分ゴミ箱行きだが誰かが使い道を開発しても驚きはしない。

・容赦ない泥塊
昂揚達成後に最強となる1枚だが、ゲームの後半はもっと頑丈で派手なカードがいい。「容赦ない泥塊」が活躍するには昂揚達成のみならず3/3の回避能力なしが攻撃できる状況でないといけない。ハードルは高いが、この2つのゴールが達成できた暁にはとんでもない事になる。

・聖トラフトの祈祷
「一角獣の饗宴」が返ってきた。

・マルコフの戦慄騎士
構築で使われず、リミテッドで強い。

・ネファリアの月ドレイク
かつて「不可思議」を墓地に置くだけでクリーチャーに飛行を持たせる事ができた。今となっては墓地に送ってから1回飛ぶだけで6マナもかかる。

・月皇の司令官、オドリック
彼は頑張って、すごく近づいたが、それでも「ゼンディカーの同盟者、ギデオン」や「徴税の大天使」ではなくこっちを採用するのは疑わしい。以前も言ったが、あと一歩。佳作だ。

・港町
基本。3ドルまで下がる。

・秘蔵の縫合体
ゾンビにはいい。ゾンビデッキが戦えるのかは知らない。

・鎖鳴らし
最強のスピリット。部族スピリットはみんなの思っていより何かできるかもしれない。誠に残念だ。スピリットがトップになるには「ドラグスコルの隊長」か「未練ある魂」が必要だ。

・古き知恵の賢者
これが使えるという都市伝説を聞いた。都市伝説が必ずしも嘘だとは言わないが、今回ばかりは嘘だ。

・災いの狼
妥当なステータスに妥当なクリーチャータイプ。疑問なのは昂揚を達成するデッキは赤のダブルシンボルを要するこのカードを入れるのかという事。しかし「銀毛の援護者」「面晶体の掘削者、ザダ」を使う赤緑デッキならやらかすかもしれない。

・再度の収穫
カッコイイが、構築に耐えられる性能ではない。

・銀毛の援護者
これはいい。私は買う!これは狼デッキを使う一番の理由だ。これは相手に2対1交換を要求するという形でアドバンテージを得ている。さもなくば「タイタンの力」「空間のすり抜け」その他のキャントリップ付きの呪文で狼を作ればいい。この3マナクリーチャーは値上がりの余地がある。Brian Kiblerがまだこのカードを中心にティムールを作っていないならプロツアー「イニストラードを覆う影」までには作っていると思う。

・罪を誘うもの
3マナでパワー3の威迫は充分だしこのカードの能力は火力やアグレッシブなクリーチャーをデッキに積んでいる限り相手はどっちを選んでも困る。単純にトップの土地をどけて呪文が手札に入るだけでも充分だ。これは充分強いと思うが、今の値段なら「ボロスの反攻者」くらいにならないと値上がりは見込めない。

・処刑者の板金鎧
モダンで「純鋼の聖騎士」と「迫撃鞘」と一緒に使われる気がする。これは「宿命の旅人」の最高の相棒だ。コストは高いが効果は抜群。スタンダードでは使用に値する程コストを下げる方法を思いつかない。

・魂を飲み込むもの
貫通はするが、このカードのために昂揚を達成する気にはならない。

・タミヨウの日誌
Adrian Sullivanはコントロールミラーにこれを入れるだろうが、それ以外ではないと思う。
『435日目、何で私の日誌のコピーが大量に0.25ドルで売られているの?-タミヨウ』

・サリアの副官
これだよこれ!後から周りを強化する「教区の勇者」でしょう?今の値段以上にはならないだろうが、諸君はご存知の通り、私はいくらしようがこれを買う準備はできている。

・氷の中の存在
現状、通常レアで最高価格。呪文が軽くて氷が簡単に溶ける下の環境で見かけるだろう。これがスタンダードに影響を与えるかは議論の余地がある。私はこの初めて見るタイプのカードを「ちょっと出来すぎた」カードだと思っている。どう考えてもレアが50ドルするのは馬鹿げているが、皆がモダンマスターズへの再録を100ドル払わないで済んだと喜ぶ日が来るような気がしている。

・不屈の追随者
弱くない。「スレイベンの検査官」とシナジーするし人間なので彼を援護するカードはある。手がかりでカード引く、土地を引けば手がかりが出る。呪文が連続しない限りこのループは続くし、呪文が連続するのはいい事のはずだ。4ターン目に唱えて「進化する未開地」で2回調査してもいい。もっと評価されるべきとまでは言わないが使われても不思議ではない。

・餌食
Ari Laxは罠だと言っていたが同意する。上手くいけば「龍王オジュタイ」や「死の宿敵、ソリン」を即座に処理できるが最悪の場合3マナで「スレイベンの検査官」を除去する羽目になる。それでも昂揚デッキでは使われるだろう。私の最も気に食わないカードになるかもしれない。

・ウルヴェンワルド横断
なるべくして需要の高いカードである。このセット最高のカードで私は早めにデッキに入れたいと思っている。序盤では色を整え、終盤はもっと強くなる。

・十三恐怖症
格好良いが使われない。絵も全て13に関連していていい。Bob Rossがなんとかするだろう。

・教団の歓迎
これはいいと思う!基本的にこのマッドネスサイクル(「アヴァシンの裁き」「床下から」)は好きだ。全部「ヴリンの神童、ジェイス」と相性がいいのはもちろんだが、このサイクルは1対3のアドバンテージを生み出す。この3枚はマッドネスで唱えなくても充分強い。

・ウェストヴェイルの修道院
最後だが最低ではない。このカードは大好きだ。伝説のようで裏返るまでは伝説ではない。エルドラージに必須の無色マナを生み出す。これはトークンを生み出すので裏返る準備を自身で出来る。土地をデッキに入れるだけで大きな効果を得られるし、相手は突然死しないために行動を制限される。既に需要があり、無色なので種々のデッキに入る。私はデッキに入れるつもりだ。


ざっくりまとめると

・神話レアの勝ち組
大天使アヴァシン
死の宿敵、ソリン

・もっと評価されるべき神話レア
罪人への急襲
精神壊しの悪魔
ゲラルフの傑作

・買うべきレア
詰まった河口
凶兆の廃墟
獲物道
港町
要塞化した村
苦渋の破棄
死天狗茸の栽培者
石の宣告
溺墓の寺院
サリアの副官
氷の中の存在
ウルヴェンワルド横断
ウェストヴェイルの修道院

・大穴のレア
永遠の見張り
往時の主教
戦墓の巨人
奇妙な幕間
末永く
銀毛の援護者
アヴァシンの裁き
床下から
教団の歓迎

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