2016年6月3日金曜日

【翻訳】Daily Digest: Let's Pump...(clap)... You Up!/アブザン硬化した同盟者(モダン)

鱗、大好きでした。


モダンやレガシーといった古いフォーマットの魅力は新旧カードのシナジーを発掘できる事だ。スタンダードの場合、完全とは言えないがウィザーズ社で入念なテストを経て異常事態が発生しないようにしている。

古いフォーマットはアマゾンの奥地のようなものだ。何も考えずに踏み込むと熊やピラニアに捕食されてしまう。それは良くない。

今日のデッキはあるモダンのデッキにかつてのスタンダードのデッキを掛け合わせたものだ。
「硬化した鱗」で同盟者をパンプする。Hans and Franz(海外の筋肉芸人の模様、ユーチューブで見れるので興味ある人はどうぞ)も嫉妬する程に。

デッキの核は「教区の勇者」「ハーダの自由刃」「カザンドゥの刃の達人」「オラン=リーフの生き残り」のパッケージだ。「教区の勇者」は同盟者ではないが、同盟者には人間が多いので同盟者とほぼ同等に扱える。
8枚の1マナはデッキの立ち上がりをスムーズにしてくれる。1ターン目に勇者、2ターン目に鱗から自由刃を出せば勇者は2ターン目に3点で攻撃できる。

それ以外にもシナジーは豊富に組み込まれている。
「ゼンディカーの同盟者、ギデオン」はマナカーブの頂点で毎ターン同盟者を生産して周りの同盟者を強化してくれる。「ギデオンの誓い」も同じ働きだ。
「集合した中隊」は同盟者デッキの定番と言え、このデッキでも大活躍だろう。
盤面が出来上がったら「マラキールの解放者、ドラーナ」で追加のアンセムとすれば相手はもはや何もできないだろう。

デッキ全体を見渡すとシナジーを意識しすぎているようにも見える。
このデッキが今後するべき事は強いシナジーを残し、そうでもないシナジーを削り落とすことだろう。
私見だが、黒を足すのはやり過ぎでドラーナは3マナ支払うにしては除去に弱すぎる。
黒を削れば緑白でマナベースに余裕ができるはずで、「カザンドゥの刃の達人」を4枚にしてしまおう。
そして「極楽鳥」を「貴族の教主」にして「ガヴォニーの居住区」を足して「硬化した鱗」と一緒に気持ちよくなろう。

次に「集合した中隊」とギデオンのどちらに注力するかも決めた方がいい。ギデオンと中隊は相性がいいとは言えない。
どちらも強力なので判断に迷うが、「集合した中隊」を使うに値する程の生物がいる訳ではないし、もう少し除去が欲しい。スペルの枠は4枚も「硬化した鱗」に割かれている。しいて言えば中隊を抜くかな。

どっちにしろ充分強力だからあまり気にしないでいいかもしれない。

クリーチャー(27)
1 アブザンの鷹匠
3 極楽鳥
4 教区の勇者
4 ハーダの自由刃
2 カザンドゥの刃の達人
2 オンドゥの僧侶
4 オラン=リーフの生き残り
1 城壁の聖戦士
2 ズーラポートの殺し屋
2 マラキールの解放者、ドラーナ
2 黄金牙、タシグル

プレインズウォーカー(1)
1 ゼンディカーの同盟者、ギデオン

呪文(14)
4 硬化した鱗
4 突然の衰微
1 苦渋の破棄
1 集合した中隊
2 ドロモカの命令
2 ギデオンの誓い

土地(20)
1 森
1 平地
1 沼
1 同盟者の宿営地
3 魂の洞窟
1 神無き祭殿
1 孤立した礼拝堂
2 湿地の干潟
1 草むした墓
1 寺院の庭
2 新緑の地下墓地
4 吹きさらしの荒野
1 ヨーグモスの墳墓、アーボーグ

サイドボード(15)
3 苦渋の破棄
1 使途の祝福
2 ドロモカの命令
4 流刑への道
3 強打


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